◎今回の記事
http://coaching.livedoor.biz/archives/22387350.html
◎記事の感想
【今日のキーワード】
●人間は、たとえ自分がどんなに間違っていても、それを認めたくない。
だから、それを指摘されたら、自尊心を傷つけた相手に対して、
反抗心をおこすものだ。
●間違いを指摘するより、本人の立場に理解を示すスタンスで、
できたことや頑張ったことを承認してあげた方が、積極的に行動を
改善するようになる。
●それなのに、多くの組織の中で、「間違いの指摘、非難、叱責」が
とても頻繁に行なわている。それは、逆効果であり非効率なことだ。
組織の中の、この非効率を改善することで、組織のパフォーマンスは
大きく改善できる。
●もちろん、部下の間違いに目をつぶるのはナンセンスで、賢い方法
ではない。問題は、「どのように指導し、どのようにサポートするか?」だ。
●「人間の持つ性質のうちで最も強いものは、他人に認められることを
渇望する気持ちである」(心理学者ウィリアム・ジェームズ)
誰もが最も欲しているもの、人間の持つ「重要人物でありたい」という
欲求はもっとも根強いものであり、これを満たしてやることが重要なのだ。
ここで紹介されている、デール・カーネギーの「人を動かす」は、私も以前
会社の昇格研修の時に配布され、読みました。
まだあまり、ビジネス書を読み慣れていない頃のことです。
「こんな、認めれば相手が自分から勝手に動くようになる、みたいなことが
本当にできるのかなあ・・・話としては美談だけど」と思った記憶があります。
でも、今改めて読み返してみると・・・
「確かに、こういうことを言われたら、あるいはされたら、自分だったら
こうしたくなるだろうなあ」と素直に思えました。
私自身、「おだてられて木に登る」タイプ。
過去、私が仕事で大きく伸びたと思える時期は、上司がうまく褒めたり
おだてたりしてくれるタイプだったように思います。
叱られるのも、もちろん「愛あるお叱り」はいいんですが、上司から
パワハラとも思えるような扱いをされた経験もあり(その時は精神的に
おかしくなりかけて、会社を辞めようかとまで思いました。異動できて
辞めずにすみましたが)、それを思うと、間違いばかり指摘されるのは、
やはりモチベーションを下げるだけの結果になるように思います。
問題は、私が他人に対して、相手の「自己重要感」を満たすことが
できているかどうか、だなあ・・・。
できるようになりたいですね。
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「いっしょにIKUJI」は、主催者バランスさんの呼びかけに応じて
集まった11人の仲間でメーリングリストを利用し、「鏡の法則」の
野口嘉則コーチによる
「人生を飛躍させる3ヵ月間ワクワクチャレンジ」を実践するものです。