2007年10月11日

人財育成について考える(1) 〜「理解する」ことと「できる」こと〜

人財育成、と一言で言っても結構その範囲は広くって、
色々な要素を考えないといけないんだなあ、と最近よく思います。


育成というとまず思い浮かぶのが研修。
昨今景気が回復?してきたためか、大企業を中心に研修投資が
盛んになってきているという話も聞きます。


とはいえ。
ただ研修をやりゃあいいってもんじゃないですよね。
私も社内研修の仕事に関わって3年になりますが、アンケート結果や
その後の彼らの行動を見ていると、つくづく


行動に活かせてこその研修効果


だなあ・・・と思うわけですよ。

研修を受けた時は感動して、「よく分かりました。ありがとう」
という感想を書いてくれる人も、要は


知識として「分かった」だけ

あるいは

「分かったつもりになっただけ」


なんだなー・・・。


そして、現場に戻ればいつの間にかいつもの日常。


これじゃあ、単なるリフレッシュにしかならないよ。
(まあ、そういう効果を端から狙っている場合もありますが)


「理解する」ことと「できる」ことって、
天と地ほどにも違う。




どうしたら、研修で覚えたことをその後も使って、自分自身になるまで
やってみてもらえるんだろう。
色々と創意工夫しているつもりなんだけど、まだまだ。



おそらく、研修業をされている方々共通の悩みだと思いますが・・・。




posted by nyoro at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | キャリア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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