きたのでサブタイトルをつけてみました。
いつまで続くか分かりませんけど。
私は、社内研修をいくつか立ち上げて運営していますが
今までの経験で、受講生にはいくつかのパターンがあることが
見えてきました。
・受けられる研修は受けてみようと言う積極型
・テーマが面白そうだからと言う理由で来た興味型
・ちょうど暇ができたので受けに来ましたと言う暇つぶし型
・必要になったから受けに来たというせっぱつまった型
・上司に受けろと言われて来たイヤイヤ型
・難癖つけるのが趣味?なイチャモン型
・絶対に受けようとしない拒否型
こんなとこかなー・・・。
積極型さんは色々な研修に早い時期に顔を出してくれるので、
受講者増を狙う私たちの側からすると有難いお客様。
こういう人は研修中もいろいろ意見をくれたりします。
(時に辛口の意見もありますが、これはとても有難いのです)
新しい研修を立ち上げると、いつも同じ人がいる・・・と言う傾向が
あります。
興味型さんは、興味を持って自発的に来てくれるので
こちらとしてはぜひその興味を満たしてあげたい!と思います。
うまくいくととても満足して帰ってくれますが、期待していたものと
違った場合、不満をぶつけて帰るのが実はこの層だったりもします。
そういう場合、受講者募集の際の説明文や、想定する対象者が正しく
伝わらなかった場合もあり、再考を促されます。
暇つぶし型さんは、まあ可もなく不可もなく、という感じでしょうか。
暇つぶしは所詮暇つぶしというか、のーんびりした態度で受けて
帰られる方が多いように思います。
せっぱつまった型さんは、必要なだけあって真面目に受けてくれます。
時々、自分の目下の仕事に関わる部分に異様に固執した質問を
何度もしてくる方もいらっしゃいますが、それはそれで自分の仕事を
真摯に務めようとしてのこと。
そういう人には、終わった後に個人教授をしたり、別の機会に
プロジェクトにお邪魔して指導したりすることもあります。
イヤイヤ型さん。このあたりからちょっと困ったモード。
「自分は受けたくないのに上司にムリヤリ受けさせられた」オーラを
全身から醸し出しています。
決して講師を見ようとしなかったり、ずっと腕組みをしていたり、
当てた日にはギロッと睨んでそっけなく一言だけ答えたり。
こういう人にも聴いてもらいたいですが、正直あまり取り付く島が
ありません。
うまく扱わないと研修自体が失敗するのがイチャモン型さん。
このタイプの人は、ちょっと気になったことがあるといちいち発言し、
しかもそれが毎回否定的だったり攻撃的だったりするのです。
それが続くと、他の受講者まで同調して講師攻撃を始め、
研修の雰囲気が最悪になることもあるので油断できません。
講師に慣れていない頃にこういうタイプの人と当たってしまい、
うまく応じられなくてその研修は苦い思い出となってしまいました。
さすがに最近はかわす余裕も出てきましたが。
そして、それ以前の問題なのが拒否型さん。
受けなければいけない研修であろうと何であろうと、受けない。
上司が無理やりエントリーしても、前日あるいは当日に
「業務都合で」ドタキャン。
何度も受講者名簿に名前が載っているのに、顔を見たことがない・・・
という人がいます。
また載っていると、最近ではカウントから外したくなったり。
いえ、事情は色々あるんだと思います。
客先常駐で、帰社するのがなかなか大変だったりとかね。
でも、そこまでして受けようとしないって言うのは何なんだろう。
研修ではスキルアップは図れないと思っているのか、
そもそもスキルアップをする気がないのか・・・
一度聞きに行ってみようかとも思いますが、それすら嫌がられそう。
そんな訳で、当社では「全員が受けるべき研修」や「全員が受けるべき
e-Learning」があったりしますが(そもそも「全員が受けるべき」と
いうこと自体の是非を論じる声もありますが)、受講率100%になった
ためしがありません。
100%を達成している会社の方、秘訣を教えてください!