2007年11月21日

他者の時間を奪う人たち

昨日は研修のキャンセルについて書きましたが、
今日は遅刻について書こうかと思います。

遅刻する人、多いです。本当に。
遅刻者ゼロで始められる場合の方が少ないくらい。


むろん、色々な制約や事情があるでしょう。
電車が遅れることもあれば、午後からの研修なら
その前の用事が押してしまうこともあると思います。
それは私にも経験があるし、仕方がないことだと思います。
(かといって、遅刻してきても悪びれず堂々と入ってきて
ほしくはないですが)


が、社内研修をしていると、いつも同じ人が遅れるな、
ということが分かってきます。
そういう人は、最初の開始時刻だけでなく、休憩後なども
毎回毎回遅れて戻ってくることが多いです。
結局のところ、時間にルーズということなのでしょう。


昨日も、少なくない人が朝の開始時刻が過ぎてから
「のんびりと」やってきました。
つまり、「自分が遅刻して、他者に迷惑をかけている」と
いう意識がない
のです。

昨日は受付があったり、最初にアイスブレークとして
受講者同士の自己紹介から始まるため、さすがに始める
ことが出来ず、講師の方をお待たせすることになって
しまいました。
その分もちろん、研修の終了時間も後ろに延びました。


そこで、昨日の終了時に、「明日は時間通りに始められる
よう、早めに来るように」ということを申し伝えました。


しかし、今朝もやっぱり数名が遅刻。それも、予測はして
いましたがやっぱり昨日と同じ人たち。

今日は待たないことにしたので、時間通りにドアを閉め、
講師の方に開始をお願いしました。
遅れて部屋に入ってきた遅刻者は、さすがに慌てて席に
つきました。


IT業界自体が、時間にルーズなことは間違いないと常々
思っています。
技術志向が強く「成果さえ上げればいいだろう」と、そもそも
勤怠を軽んじる人もあれば、プロジェクトが多忙でだんだん
夜型になり、朝の出社時間がルーズになる場合もあります。

客先などでは、遅刻者に対するクレームもよくあります。
仕事以前のところで受けるクレームは、最も恥ずかしいと
私は思っています。



私は早め早めに動く人間なので、こういうルーズな人たちの
心理というのは正直分かりません。
そういう人たちにすれば、「たった一分くらい何をカリカリ
してるの」ということになるのでしょうが、そういう人は

人を常に待たせ続け、
相手の時間を奪い続けている


ということに多分気づいていないのだと思います。


自分一人で完結することであればどうぞご自由に
遅刻でも何でもしてください、と思いますが、
多くの場合は、他者に迷惑をかけることになるのでは
ないでしょうか?

仕事以前のところで信用を無くすようなことになるのは
もったいないのでは、と思うんですが・・・。


心当たりのある方は、ちょっと考えてみてください。
posted by nyoro at 22:21| Comment(6) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月20日

研修のキャンセル

今日と明日は社内研修の実施。
といっても今回は私は講師ではなくて、外部の研修ベンダーに
お願いしている研修です。
私は事務局として、ベンダーとの折衝や受講者管理などを
担当しています。


毎回研修の度にあることではありますが、運営側として
頭が痛いのがキャンセル問題

今回は、定員20名の研修で、一旦は22名の応募が
あったのですが、直前になってキャンセルが続発し、
結果キャンセルは7名。
うち2名は代理出席があったので最終的に17名の出席に
なりましたが、結構今回はキャンセル率が高かったです。
(2日間研修だからかもしれませんが)
ベンダーには20名分で支払いをしているので、3名分は
無駄になった計算になります。

また、チーム編成を必要とする研修なので、今日の朝まで
変更が相次いでバタバタした感じにもなりました。


キャンセルの理由は通常「業務都合」が多く、そう言われて
しまったら、それ以上こちらとしては追及はできません。
実際、トラブルが起きたりする場合もあるでしょうし、
何とか出席したいと思ってぎりぎりまで頑張ったんだけれども
どうしても片付けなければいけない仕事が片付かなかった
のかもしれません。

その理由や心理までは、こちらでは本当のところは
分からないので、先方が述べる理由を信用するしか
術がありません。


が、そもそも研修にあまり時間を割かないのが
企業風土でもあり、現場が研修を軽く考えているフシも
ないではないのです。
私が現場にいたころも、特別キャンセルしなければ
いけないほど忙しくないにも関わらず、「めんどくさいから」
というノリで直前になってキャンセルする人もいました。
代理の方を出してもらうだけでも全然負荷が違うのですが、
そういう人は代理の人を探してくれるまでもありません。


お金を自分の部署やプロジェクトで払って参加する
外部の研修は、「参加しなければもったいない」気持ちに
なりやすいですが、社内研修というと、「お金がかかっている」
という意識を持たなくなる人がいるのは残念です。


社外研修であっても、自分の懐は痛んでいないし、
「そもそも俺が行きたくて申し込んだんじゃない、
上司に行けと言われたから仕方なく来ているんだ」という
態度の人も残念ながらいるわけです。


今回のような外部ベンダーのオンサイト研修に限らず、
私がやっているように社内講師による研修もありますが、
どうも研修というものは「受けるべきもの」という認識を
持ってもらうのが難しいと常々感じています。

社内的には「必須研修」とされていても、毎回集客に
苦労しますし、自分が対象になっていても、あの手この手で
逃げまくる人も一定の割合で存在します。


研修というのは、すぐに効果を測るのが難しいので、
どうしても積極的に投資をしたり時間をとったりする気に
なれない、ということはあるのでしょう。

が、どうしても仕方ない場合は別として、直前になって
キャンセルするのは、マナーの問題としても避けてもらいたい、
と運営側としては強く思います。
posted by nyoro at 18:43| Comment(3) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月11日

声はココロとつながっている

ボイストレーニングを始めて4ヶ月目。
何かが、少しずつ変わっていっているのを感じています。

一番感じるのは 「顔の筋肉がよく動くようになった」 こと。

私はわりと「仏頂面」に見られることが多いのですが、
レッスンを受けている間鏡を見ていると、

自分では笑っているつもりなのに、実際には笑った顔に見えていないことが多い

ということがよく分かり、結構ショックを受けました。
そりゃー仏頂面って言われるわけだなあ・・・。
年齢的にも、だんだんと口角が下がって来やすい年代になったし。


でも、最近は口角を上げることが苦ではなくなってきました。
ややオーバー気味に上げるくらいでちょうどいいのだ、ということも
分かってきました。


また、とてもとても実感できるのが、タイトルにも書いた

「声はココロとつながっている」

ということ。
誰でも覚えがあると思いますが、自信がなければ声が小さくなったり
しますよね?

ボイトレを受けていると、そのメカニズムが分かってきます。
どういう心理状態のときに体のどこがどのように動くのか、
あるいは動かないのか、
ということがだんだん把握できるようになります。


ということは、

「こういう声を出さなければいけない」ということを意識することで、
体のどの部分をどう動かすべきかが分かって来る


ということです。
さらには、それが意識しないでできるようになるレベルにまで
持っていけるようになればもっといいわけです。


これができるようになれば、自信がなくてもいい声が出せるように
自分をコントロールすることが可能になります。

ボイトレは「体育会系の世界ですよ〜」と先生がおっしゃっていますが
まさに、

自分の体を、「声」を核にして
どのようにコントロールするか、
という訓練


だとつくづく思います。
posted by nyoro at 22:55| Comment(2) | TrackBack(0) | 自己啓発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月08日

渋井真帆さんの講演に行く

先日、日経新聞主催の

「女性のためのキャリア&マネー講座 in 九段下」

に参加してきました。
講師は、株式会社マチュアライフ研究所の渋井真帆さん。
経済を易しく読み解くことについてはこの人の右に出る者はいない!
という方ですね。
「女のたしなみ経済塾」「女のたしなみ やわキャリ塾」など、
非常に興味があるのですが、タイミングが合わずなかなか参加
できないので、いい機会だと思って申し込みました。

(会場にはすごい人数が来ていましたが、どうやら抽選だった模様)


こういう場に行く時は、なるべく前の方に座って、講師の方から
ちょくせつ目線をもらったりオーラを感じたりしたいので、

早めに行きました。そして3列目の席に着席。
実際、講演中にビシバシ目が合いましたよ!間違いなく!
残念ながら質問で指名されるまではいきませんでしたが。

渋井さんはロングヘアをカールして、金ラメのアンサンブルに
白いパンツ、というとてもゴージャスで素敵なお姉さまという
いでたち。

そして、・・・とっても早口!
なのに、とっても聴きやすい。

それは、彼女自身「早口だけど聴きにくくないでしょ?それは
日経新聞モードで話しているからなんですよ」と言ってたなあ。
単に早口なだけではなく、時間制限の中少しでも多くのことを
分かりやすく伝えようとしてくれているのだと感じました。


講演の内容は、彼女が翻訳した
チャンスがやってくる15の習慣―Skill With People
チャンスがやってくる15の習慣―Skill With People

に基づいたものから日経新聞の読み方についてまででした。
(日経新聞のセミナーだからってのもあるんでしょうが、日経新聞の
実物も配られて、講演中に使われました)


以下、トピックス。

・学校のルールは平等、社会のルールは公平
 公平とは、むくわれる努力をした人だけがむくわれること
 だから、むくわれる努力を研究しろ、未来の自分に誠実であれ。

資格や英語力、学歴などはすべて「稼ぎ力」の種でしかない
 蒔いて咲かせることに意味がある。

・うまくいかないのが当たり前、その時に自分にダメ出しするのは
 自分にあまりにも失礼


・社会には選択の自由がある。努力やスキルだけでは報われない。
 人を魅了する力が欠かせない。
 
・好かれる努力はしてはいけない。媚が生まれ、軽んじられる元。
 そうではなく、必要とされる努力をする
 「離したくない、大切にしよう」と思ってもらえるように。

・説得とは、自分の望む結論に相手が自ら陥ってくれるように
 情報を提供すること

人は自分にしか興味がない、と知っておく。
 だから、他人にも自分に興味を持ってもらいたい。そのために努力
 する。これは根本的な欲求なので、満たされないと鬱になる。

「I see me」から「I see you」へ
 相手が楽しそうなのを見て自分も楽しいのが大人。
 大人でないと社会でHappyになれない。社会は大人が作ったものだから。

個人は企業から影響を受け、企業は社会から影響を受ける
 日本人は公教育でこれを教わっていないので、精神的社会的自立が 
 できていない。それでも経済的自立ができるのは先進国では日本だけ。

・会社の売上高、利益高をすぐに言えるようにする。
 これが「会社をI see youしている」ということ。

最初に教えるべきお金の教育は「税金」。なぜなら税金は一生
 払わないといけないから。
 次に、お金を稼ぐこと、集めること。
 会社の上層部は、社員があまり賢くなると困るから、こういうことは
 わざと教えない。

経済とは、「人間の欲望と行動の結果を数値化したもの」。
 日経新聞とは「世界経済欲望ドラマ新聞」。

言論の自由=フィルターの自由。どんなフィルターを選ぶかで
 人生が変わる。


・欲望ドラマを読み解くには、以下がカギ
 −登場人物の理解
 −彼らはどのような欲望でどのような行動をしているのか
 −その結果他の登場人物はどのような影響を受けるのか

・全部の記事を読む必要はない。記事は毎日つながっているので、
 過去からの記事を関連づけて読めるようになるとシナリオが作れる

・国は日本、アメリカ、中国
 企業は自動車、電機、通信、銀行
 人物は日本人、アメリカ人
 が重要人物。波及効果が大きいところに注目。

・自分の考えは「日経新聞モード」で話さなくてはならない。


私は結構努力はしているほうだと思いますが、報われない、無駄な
努力をしてはいないか?と改めて自問自答。
報われるためには「目隠しを取る」ことが必要なんだそうで、それは
自分だけでなく企業や社会までを「I see you」できるようになる、
広い視野を持てるようになること

と理解しました。


むむ・・・苦手な分野ではあるけど、やっぱり必要なんだなあ。
どうせなら「報われる」努力をしよう。
posted by nyoro at 00:19| Comment(2) | TrackBack(0) | 自己啓発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月03日

「普通」じゃなかった?

以前、こちらの記事でご紹介した、
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす

今度は、夫がトライしてみました。

結果を見たところ・・・何と1位が「収集心」。
私と同じじゃないですか。


そこで、はっと気づきました。
我が家が地獄屋敷なのは、二人そろって「収集心」が1位だから???


えええーーーーー。
夫はかなりのコレクターですよ。CDやら本やらすごいです。
でも、私はそんな大した収集家ではない。
集めているものなんかないっっ。


そう言い切った私に、夫は言いました。

「俺は度を越しているけど、お前も結構そうだと思うよ」


またしてもえええーーーーーーーーーーー。


実家の父も、本やらレコード(ジャズが好きで、昔の限定盤とか
結構持っている)をかなり集めているし、「捨てられない男」なので
どう見てもガラクタ、というもので部屋があふれかえっている人。


そして、結婚してしまった夫もコレクター。
(娘は父に似た人と結婚すると言うが、こんなところで似て欲しく
なかった・・・)


そんな度を越した二人を見ていたので自分は普通だと思っていたけど
そうじゃなかったの?????


ショックを受けました・・・。
まずは明日本を整理して、古本屋に売る算段をつけよう・・・。


 
posted by nyoro at 23:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月01日

足温器が届いた〜!

足温器が届きました。さっそく会社のデスクの下で活躍中。

品物は、KOIZUMI 電気足温器 ブラウン KDF-4070D/Tです。

KOIZUMI 電気足温器 ブラウン KDF-4070D/T


これの良いところは、見てお分かりのとおりブーツ型をしていて、
足首まで暖かい  ということ。
冷えると足首が痛くなりやすい私には大ヒット。
しかも入り口が狭い分、中に暖かい空気がたまりやすくて、
電源を切ってもしばらく暖かいんです。
熱くなりすぎたりもしないし、カバーをはずして洗えるのもGood。


私は冷え性の治療にも通っているのですが、そこの先生が言うには
「冷え性のストレスというのは、一番嫌いな人が隣に座っているのと
同じくらいのもの」

ということなんですね。


そんな思いを味わっている私も、足が暖かいだけでこんなに快適だとは!
びっくりです。これで冬が越せる〜。


ただし、ひとつだけ欠点がありました。
いい具合に気持ちよく暖かいので、眠くなるということですね。
生産性が上がるのか下がるのかは、これから様子を見たいと思います。


冷え性の皆様!お勧めですよ。
普段あまりこういう商品を人に薦めるってことはしないのですが
あんまりにも良かったので書いてしまいました。



posted by nyoro at 23:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 製品・サービス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする