2007年11月20日

研修のキャンセル

今日と明日は社内研修の実施。
といっても今回は私は講師ではなくて、外部の研修ベンダーに
お願いしている研修です。
私は事務局として、ベンダーとの折衝や受講者管理などを
担当しています。


毎回研修の度にあることではありますが、運営側として
頭が痛いのがキャンセル問題

今回は、定員20名の研修で、一旦は22名の応募が
あったのですが、直前になってキャンセルが続発し、
結果キャンセルは7名。
うち2名は代理出席があったので最終的に17名の出席に
なりましたが、結構今回はキャンセル率が高かったです。
(2日間研修だからかもしれませんが)
ベンダーには20名分で支払いをしているので、3名分は
無駄になった計算になります。

また、チーム編成を必要とする研修なので、今日の朝まで
変更が相次いでバタバタした感じにもなりました。


キャンセルの理由は通常「業務都合」が多く、そう言われて
しまったら、それ以上こちらとしては追及はできません。
実際、トラブルが起きたりする場合もあるでしょうし、
何とか出席したいと思ってぎりぎりまで頑張ったんだけれども
どうしても片付けなければいけない仕事が片付かなかった
のかもしれません。

その理由や心理までは、こちらでは本当のところは
分からないので、先方が述べる理由を信用するしか
術がありません。


が、そもそも研修にあまり時間を割かないのが
企業風土でもあり、現場が研修を軽く考えているフシも
ないではないのです。
私が現場にいたころも、特別キャンセルしなければ
いけないほど忙しくないにも関わらず、「めんどくさいから」
というノリで直前になってキャンセルする人もいました。
代理の方を出してもらうだけでも全然負荷が違うのですが、
そういう人は代理の人を探してくれるまでもありません。


お金を自分の部署やプロジェクトで払って参加する
外部の研修は、「参加しなければもったいない」気持ちに
なりやすいですが、社内研修というと、「お金がかかっている」
という意識を持たなくなる人がいるのは残念です。


社外研修であっても、自分の懐は痛んでいないし、
「そもそも俺が行きたくて申し込んだんじゃない、
上司に行けと言われたから仕方なく来ているんだ」という
態度の人も残念ながらいるわけです。


今回のような外部ベンダーのオンサイト研修に限らず、
私がやっているように社内講師による研修もありますが、
どうも研修というものは「受けるべきもの」という認識を
持ってもらうのが難しいと常々感じています。

社内的には「必須研修」とされていても、毎回集客に
苦労しますし、自分が対象になっていても、あの手この手で
逃げまくる人も一定の割合で存在します。


研修というのは、すぐに効果を測るのが難しいので、
どうしても積極的に投資をしたり時間をとったりする気に
なれない、ということはあるのでしょう。

が、どうしても仕方ない場合は別として、直前になって
キャンセルするのは、マナーの問題としても避けてもらいたい、
と運営側としては強く思います。
posted by nyoro at 18:43| Comment(3) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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