この週末は面白いものを見る&聴く機会がありました。
テルミンの生演奏です。
友人がテルミンを習っているということは知っていましたが
このたび発表会があるというのでお誘いがあり、
いやあ、テルミンなんて生で聴く機会めったにないでしょう! ということでいそいそと出かけました。
やっぱこういう珍しい経験はどんどんしなくちゃねー。
テルミンとは、ロシアのテルミン博士が1920年に発明した
世界初の電子楽器で、写真のような形をしています。
演奏者は楽器に触らず、2本のアンテナの間の空間を操って音を出します。
#「のだめカンタービレ」でもハンガリー人のヤドヴィガが
#演奏してましたね。アレです。
演奏する時は、右手で音程を取ります。
なので、
見えない弦を爪弾いているような動き です。 左手は、
横向きの輪から弦を引っ張り上げるような動きです。
ギターを弾いているようでもあり、ハープを奏でているようでもあり。
全く触っていないのにちゃんと曲になるって、すげ〜。
YouTubeでも結構動画はあるみたいなので、興味のある方はどうぞ。
よく
「女の悲鳴のような」と称される音ですが、
聴いてみると 本当にそんな感じ。
「ヒュウウ〜〜、ヒョオオ〜〜」という感じですかね〜。
そしてとっても
音が不安定な楽器なのだということがよく分かります。
演奏者によって、ばっちり音が合っている方はとっても気持ちよく
聴けるのですが、音が合っていないとビミョーに気持ち悪い、
という感覚があります。
演奏者の方の紹介でも
「音が合った時には最高に気持ちいい」というコメントがあり、
そうだよなあ、この楽器はそれが醍醐味だろうなあと思いました。
発表会が始まると、クラシックからポピュラー、オリジナル曲まで
バラエティに富んでいて楽しめました。
友人は3年くらい習っているということで、かなり上手でした!
2つの教室の合同発表会とのことで、20人くらいいましたが、
男の人も結構いて、意外でしたねええ。
#変わった趣味を持ちたくて始めた人や、周りに変人扱いされた人なども
#いるらしい。
ちなみに会場もすっごく不思議な空間でした。
どこかの会社の事務所兼倉庫だった建物を、そのままホールとして
使用しているようで、それがまた建物から調度から小道具から、
昭和の香りたっぷり!昔にタイムスリップしたような空間でした。
会場は倉庫なので、写真のような演台だったわけです。
そんなわけで、大変に堪能できました〜。
posted by nyoro at 00:21|
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