2008年08月28日

大学時代の同級生

昨日、大学時代の友人が私を訪ねてきてくれました。
会うのは3年ぶりくらいかな、と思いますが
変わっていたのは、彼女が起業していたということ。

彼女は大学卒業後、就職を経てフリーランスになったものの
自分の仕事に必要な知識が足りないことを痛感し、
別の大学に再度入学。
そこも無事に卒業し、準備期間を経て起業にこぎつけました。

事業はまだまだこれからという段階ですが、
営業がてら色々な企業の話を聞いて歩いているということ。
営業は初めてなので大変、ということでしたが、
なんだか「社長」らしくなっていて、輝いて見えました。


大学の同級生の間でメーリングリストをやっていたり
たまに同窓会があったりするので、同級生の現在の様子を
垣間見ることができます。

私の母校は女子大でお嬢さん大学?と言われている様な所なので
(そのため在学中、庶民の私は金銭感覚に苦労しました〜)
卒業生はそれなりの相手を見つけて専業主婦をしているケースが
多いように思いますが、海外の大学で準教授になった人や
ライター、エッセイストなどをしている人なんかもいたりします。
私のように、子どもが生まれても会社勤めを続けている人も
少なくありません。

それぞれ行く先は違うし、正直大学時代の専攻は関係ない?
職業についている人が多いんですが、そうやって頑張っている姿を
見ると、私も意欲を掻き立てられますね。

友人の事業がうまく軌道に乗りますように!
 
 
posted by nyoro at 08:54| Comment(0) | TrackBack(0) | キャリア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月23日

ちと悔しい

来週、中国・蘇州への出張打診を受けたのだけど、
断らざるを得なかった。

理由は、「パスポートがないから」…


二年前に期限が切れて、それ以来海外に行ってないもので。
こういうことがあると分かっていたら作ったのに。

そもそもうちの部署は基本的に海外出張なんてない部署なので、
そんなこと考えもしなかった…



まあ、中国に行きたかったのか、と訊かれたらそうでもないのだけど、
その仕事自体はとても興味があったので、こういう理由で逃したのは
ちと勿体無かったなあと思う。


次のチャンスを捕まえるためにも、パスポート取っておいた方がいいかしらん!?
プライベートでも予定はないんだけど…
posted by nyoro at 13:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月20日

大野病院判決に思う

福島県の大野病院にて、帝王切開の妊婦が死亡し、
担当医が逮捕された事件の判決が出た。


無罪。


医療界は今日の判決を首を長くして待っていただろう。

医療界だけではない。ひとりの母親としても、
このような形で刑事介入があったことはとても違和感があり、
こんな風に医師を有罪にしてはいけない、と強く思う。


亡くなった妊婦さんとそのご遺族には本当にお気の毒だ。
彼らにしても、何も医師を逮捕して欲しかった訳ではなく、
本当のことを知りたかっただけなのではないかと思う。

そういう意味で、病院側に不手際があったのは確かかもしれない。


しかしやはり、それは医師を有罪にすれば良いということではない筈。


私は切迫早産を経験している。
私の娘は、医学の発達により救われ、この世に生を受けることができた。
正直、医学に助けられなかったら、生まれて来られない命だったのでは、と思う。


しかし、医学はどんなに発達しても万能ではないのだ。
現代でもお産は命がけであることには変わりなく、
妊産婦死亡率も決してゼロになることはない。
赤ん坊は常に何事もなく無事に生まれるとは限らない。


専門家である産科医であっても、すべてを予測するのは不可能。


そこに刑事介入してくるのはやはりおかしいと思わざるを得ないのだ。



この事件をきっかけに、産科医療事故の原因究明が
適切に行われるようになることを願う。


逮捕された医師の人生も大きく狂ってしまった。
逮捕後に生まれた、自分の子どもを取り上げることも出来なかったとのこと。


この事件が、彼の人生、産科医の方々の人生にどう影響してくるのか。
そして日本の産科医療はどうなって行くのだろうか。


誰にとってもマイナスな結果にはなって欲しくないと願っている。
posted by nyoro at 21:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月19日

この季節がやってきた

今日は休みを取って総合病院の消化器センターへ行ってきました。
私は、1年に1度、胃カメラの検査を受けないといけないので、
そのための診察と予約をしてきたのです。


ことの起こりは、もう正確には覚えてもいない20代前半、
まだ独身の頃でした。
考えてみれば高校生の頃から、ストレス性胃炎になることがあったのですが、
この時はかなりひどくて、胃カメラをやりましょう、ということに
なったんですね。
で、その結果言われたのが

「胃の中におできがある」

ということ。
その時は「へ?何じゃそりゃ」くらいにしか思わなかったのですが

「1年に1回胃カメラ検査を受けて経過観察してね」

と言われ、「ぎえーーーっ」という気分に。

だって、胃カメラってとっても辛かったから。
喉に5分間溜めなくてはいけない麻酔ゼリー、ついつい耐え切れず
数秒〜数十秒で飲み込んでしまい。
検査中ずっと「オエオエ」となってそりゃーもう苦しい。


もう胃カメラなんかやりたくない〜!
とホンネでは思ってるんですけど、仕方ない、1年半に1回くらいにして
ビミョーに回数を減らしつつも何回か受けたものの、
30代前半の激務の時期やら出産やらでしばらくはご無沙汰。


しかし、これじゃイカン!と意を決して3年前から、以前とは違う病院に
かかりました。
そうしたら、初めて病名がついたわけで。
(そういやそれまでははっきりとは聞いていなかった、と初めて気づいた)


それは、胃粘膜下腫瘍 というものなんだそうです。


要は、腫瘍が胃の中ではなく、胃の粘膜の外側にできている状態。
それが、粘膜を胃の内側に押し出すので、「おでき」のように見える。
しかし、組織をとっても粘膜が取れるだけなので結果は正常。
組織の構成を知るには、超音波内視鏡をやらないといけないらしいが、
これはその病院ではやってない、とのこと。


「以前の病院では何センチだった?」と先生に聞かれ、それすらも
はっきり聞いていなかったことに気づき。
「今は1.5センチ。この大きさなら経過観察でいいけど、2センチを
超えるようなら手術を考えたほうがいいよ」
と言われ、

ひーーーっ、そんなたいそうなものだったの!?
とびっくり。

でも、もう10年以上前からあるんですけど、それでこの大きさだし
10年の間ピンピンしてるし子どもまで産んでるんですから、
大丈夫なんじゃないんですか?


とはいえ、ガン化することもあるそうなので、やはり経過観察は
きちんとしておかねば・・・まだ死にたくないし。


そんなわけで、ここ3年ほどはきちんと年1回の胃カメラを受けています。
幸い今の病院は、麻酔も頼めばゼリーはやめてスプレーにしてくれるし
鎮静剤を使ってくれるので、寝ている間に検査が終わります。
それで私の辛さは劇的に改善されました。


そしてまた、この季節がやってきました。
当日の朝水が飲めないことを考えると、本当はこんな時期にやりたく
ないんだけど・・・担当の先生が平日しか診察をしていないので、
休みやすい時期を選ぶとこの時期になっちゃうんだなあ。

そして今日も、私の顔とカルテを見た先生は一言「じゃ胃カメラね」。
はいそうです、その通りです。おとなしく受けます・・・。
決行は8/30!


しかし私にとっては、この腫瘍よりも日々の胃炎の方がよっぽど
辛かったりするんだけどねー。もう慢性化しているし。


皆さんも健康にはお気をつけて。
 
 
posted by nyoro at 22:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月14日

プロの車掌さん!

昨日の朝のこと。
地下鉄東西線が人身事故で不通になっている
区間がありました。
私の乗っていた半蔵門線では、
「東西線○○〜△△区間が不通になっております。
振替輸送をご利用下さい」
とのアナウンス。ここまではよくある風景。

でもその後びっくりしたのは、続けられたアナウンス。
なんと車掌さん、不通区間の一駅一駅について、
どこでどう乗り換えたらいいかの説明を始めたんです!

「日本橋へお越しのお客様、次の表参道駅で
銀座線にお乗換えください。
茅場町へお越しのお客様、このままこの電車を
ご利用いただき、水天宮前駅が徒歩10分と比較的近い
駅になります・・・」

といった具合。

路線図を見ながら言っているのか頭の中で考えて
言っているのかは分かりませんが、駅と駅の位置関係、
バスの路線なども頭に入っていないととても出てこない
説明の数々に、東西線に乗る予定のない私も感動して
聞きほれておりました。


すごいっす。


不通が発生した場合、自分がどう動くべきか、
咄嗟に判断するのって結構難しいですよね。
あんまり考え込んでると、降りるべき駅を過ぎてしまったり。
普段乗らない線だと尚更。


そういう時に、こういうアナウンスがあると助かりますよね。
これこそ、プロの知識とサービス精神だなあと感じました。
#ま、その分説明が長くなるので、うるさいと感じた人も
#いたかもしれないけど・・・
posted by nyoro at 12:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月05日

同期の孤独死

今日、会社の同期が亡くなった事を上司から知らされました。



以前から体が弱く、何度か休職と復職を繰り返していたのは
知っていました。
昨年は隣の部署にいたので、近くに座っている姿も見ていました。
特に頻繁に会話するような間柄ではなかったけれど、
同期としての親しみは持っていました。



今年に入ってまた休職しており、人事が定期的に連絡をとっては
いたらしいのですが、地方出身で一人暮らしをしていたため発見が遅れ、
すでに10日ほどが経過した状態で見つかったとか。


まだ30代なのに。


しかも、誰に見送られることもなく、たった一人で死んでいったなんて。


もともと物静かで、あまり人との交流は多くないほうだったけれど、
そんな形で人生が終わってしまうのはあまりにも寂しすぎる。



最後の瞬間、いったいどんな思いでいたんだろう。
彼の目には、何が映っていたんだろう。



病気がちだったとはいえ、勉強熱心で分厚い英語のペーパーバックを
よく読んでいた姿が浮かびます。まだまだやりたいこともあったはず。
さぞ無念だったのではないでしょうか。


残った者は、あれやこれやと推し量るしか術はありません。
でも、少なくとも「彼がこの世からいなくなった」ということが最大の事実。



何もできなかったけれど、彼のことは忘れないでいたい、と思います。



安らかに。
  
  


posted by nyoro at 21:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月04日

心遣い

flower.jpg


今日、久しぶりにお会いした知人から、花束をいただきました。
「何かありましたっけ?」なんて失礼にも訊いてしまったのですが。


私が今年希望の部署に異動できたことを覚えていて、
わざわざ花束を用意してくださったわけです。


半年も前のことに対する、予期せぬサプライズ・ギフト。
私だったら考えつかない!


こういう心遣いができるできないの差って大きいなあ。
私もできるようになりたいなあ。


その方は社会人としても、女性としても尊敬すべき点が
いっぱいあるのですが、改めて、見習いたいと思いました。



posted by nyoro at 23:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする