自転車道、造り方を指南 事故減狙い警察庁・国交省
自動車と自転車、歩行者の区画を分けると言うのは
いい方向だと思います。「やっと!」って感じ。
以前ベルリンに行ったときに、道の一部の色が異なっていて、
私が気にせず歩いていたところ、後ろから来た自転車に
「ここは自転車用の道だから歩くな」と注意されました。
そのとき、「へえー!自転車と歩行者は通るところが別なのか」と
感心した記憶があります(無知・・・)。
翻って日本では、自転車が絡む事故が増えているとのこと。
実際、道を歩いていても危険な運転をしている自転車は多く、
(特に若者の携帯や信号無視、年配者の判断力の低下による
無謀運転などが多い気がします)危害を加えられそうになった
ことも増えています。
私の知人の夫さんは、道を歩いていて猛スピードの自転車に衝突され
脳を損傷したことで人が変わってしまい、
一生閉鎖病棟に隔離されることになってしまいました。
自転車は免許も要らないし、練習すれば子どもでも乗れると言う
ことで、気軽に考えている人が多いと思います。
しかし、これも自動車同様、容易に「走る凶器」になりうるでしょう。
また、「自転車は歩道を走るもの」という間違った認識を持っている
人が多いことによって、余計に自転車と歩行者の接触事故が
増えているのではないでしょうか?
実際、歩道を歩いていて後ろから来た自転車にベルをうるさいくらい
鳴らされたり、自転車で車道を走っていて、後ろから来た車から
「自転車は歩道を走れ!」と罵声を浴びせられたことがありますが、
あのー。
道路交通法では、「自転車は車道を走る」ってことになってますよ?
歩道を走っていいのは、例外的な場合だけなんですよ?
今回のような取り組みも歓迎ですが、すべての道路に自転車用道路を
設置できるわけでもないし、むしろ設置できないような狭い道のほうが
接触事故は起きやすいのではないかと思います。
なので、自転車の運転マナーの啓蒙も同時に進めていってほしいなあ、
と思います。
防犯登録時に、自動車みたいに講習を受けるとか、学校などで
(すでに行われているところもあるかもしれませんが)講習を行うとか。
いえ、講習以外にも手はあると思いますがね。
#夫などは、「自転車も免許制にしろ!」と息巻いています。
自転車用通路が増えるにはまだまだ時間がかかるでしょうし、
少なくとも自転車は車両であり、危険性の高いものである、という
認識をもっと広めていく必要があると思います。
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