この予想以上の民主圧勝ぶりは、自民への批判票であろうところは理解できる。
でも、こういう「逆風選挙」でうまくないなあと思うのは、特定の野党に票が集中しがちなこと。
下手をすると、少数派野党の票まで食ってしまう。
過去にもそれで悔しい思いをしたことがあった。
私は、「数の論理」がまかり通るのを防ぐためにも、他の野党ももっと
議席を獲得し、多様な視点から議論を闘わせるべきだと思っているので、
与党と筆頭野党だけでかなりの議席を埋めてしまうのは良しとしない。
そして今回も、そう考えて某政党およびその候補に投票したが、
またしても懸念していた結果になりそうだ。
しかし、期日前投票が好調との報道にも関わらず、
最終的な投票率はやはり低すぎ…。
(一応ここ何回かのうちでは良かったらしいが、それでも半分ちょっと)
ちょっと気になったのだが、漫画喫茶なんかで暮らしている人たちは、
きっと選挙はがきなんか届いてないだろう。
住民票がたとえば実家などにあればそちらに届いているだろうが、
まず彼らは投票できていない可能性が高い。
こういうところでも、ちゃんと対応すればいずれは支持者になるかも
知れない人たちを失っているんじゃないだろうか・・・。
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今回も自民党があまり力を入れてこなかった地方で頑張った政党がかなりの力の発揮をしたのはもう有名な話ですが、そのように見落としている有権者を集めるとすごい力を発揮しそうですよね。
詳細はnyoroさんも選挙に出てそうですよね★
コメントありがとうございます。
もうね、これからは各団体の組織票に頼っていられる時代では
なくなってくると思うのですよ。
そういうときに、取りこぼした票をどれだけ拾えるか、
が結構大事になってくる気がしました。
(無党派層が今後は増える一方ではないかと)