「女性のためのキャリア&マネー講座 in 九段下」
に参加してきました。
講師は、株式会社マチュアライフ研究所の渋井真帆さん。
経済を易しく読み解くことについてはこの人の右に出る者はいない!
という方ですね。
「女のたしなみ経済塾」「女のたしなみ やわキャリ塾」など、
非常に興味があるのですが、タイミングが合わずなかなか参加
できないので、いい機会だと思って申し込みました。
(会場にはすごい人数が来ていましたが、どうやら抽選だった模様)
こういう場に行く時は、なるべく前の方に座って、講師の方から
ちょくせつ目線をもらったりオーラを感じたりしたいので、
早めに行きました。そして3列目の席に着席。
実際、講演中にビシバシ目が合いましたよ!間違いなく!
残念ながら質問で指名されるまではいきませんでしたが。
渋井さんはロングヘアをカールして、金ラメのアンサンブルに
白いパンツ、というとてもゴージャスで素敵なお姉さまという
いでたち。
そして、・・・とっても早口!
なのに、とっても聴きやすい。
それは、彼女自身「早口だけど聴きにくくないでしょ?それは
日経新聞モードで話しているからなんですよ」と言ってたなあ。
単に早口なだけではなく、時間制限の中少しでも多くのことを
分かりやすく伝えようとしてくれているのだと感じました。
講演の内容は、彼女が翻訳した
チャンスがやってくる15の習慣―Skill With People
に基づいたものから日経新聞の読み方についてまででした。
(日経新聞のセミナーだからってのもあるんでしょうが、日経新聞の
実物も配られて、講演中に使われました)
以下、トピックス。
・学校のルールは平等、社会のルールは公平
公平とは、むくわれる努力をした人だけがむくわれること
だから、むくわれる努力を研究しろ、未来の自分に誠実であれ。
・資格や英語力、学歴などはすべて「稼ぎ力」の種でしかない
蒔いて咲かせることに意味がある。
・うまくいかないのが当たり前、その時に自分にダメ出しするのは
自分にあまりにも失礼。
・社会には選択の自由がある。努力やスキルだけでは報われない。
人を魅了する力が欠かせない。
・好かれる努力はしてはいけない。媚が生まれ、軽んじられる元。
そうではなく、必要とされる努力をする。
「離したくない、大切にしよう」と思ってもらえるように。
・説得とは、自分の望む結論に相手が自ら陥ってくれるように
情報を提供すること
・人は自分にしか興味がない、と知っておく。
だから、他人にも自分に興味を持ってもらいたい。そのために努力
する。これは根本的な欲求なので、満たされないと鬱になる。
・「I see me」から「I see you」へ。
相手が楽しそうなのを見て自分も楽しいのが大人。
大人でないと社会でHappyになれない。社会は大人が作ったものだから。
・個人は企業から影響を受け、企業は社会から影響を受ける。
日本人は公教育でこれを教わっていないので、精神的社会的自立が
できていない。それでも経済的自立ができるのは先進国では日本だけ。
・会社の売上高、利益高をすぐに言えるようにする。
これが「会社をI see youしている」ということ。
・最初に教えるべきお金の教育は「税金」。なぜなら税金は一生
払わないといけないから。
次に、お金を稼ぐこと、集めること。
会社の上層部は、社員があまり賢くなると困るから、こういうことは
わざと教えない。
・経済とは、「人間の欲望と行動の結果を数値化したもの」。
日経新聞とは「世界経済欲望ドラマ新聞」。
・言論の自由=フィルターの自由。どんなフィルターを選ぶかで
人生が変わる。
・欲望ドラマを読み解くには、以下がカギ
−登場人物の理解
−彼らはどのような欲望でどのような行動をしているのか
−その結果他の登場人物はどのような影響を受けるのか
・全部の記事を読む必要はない。記事は毎日つながっているので、
過去からの記事を関連づけて読めるようになるとシナリオが作れる
・国は日本、アメリカ、中国
企業は自動車、電機、通信、銀行
人物は日本人、アメリカ人
が重要人物。波及効果が大きいところに注目。
・自分の考えは「日経新聞モード」で話さなくてはならない。
私は結構努力はしているほうだと思いますが、報われない、無駄な
努力をしてはいないか?と改めて自問自答。
報われるためには「目隠しを取る」ことが必要なんだそうで、それは
自分だけでなく企業や社会までを「I see you」できるようになる、
広い視野を持てるようになること、
と理解しました。
むむ・・・苦手な分野ではあるけど、やっぱり必要なんだなあ。
どうせなら「報われる」努力をしよう。
【関連する記事】
はじめまして。あんぱんマンです。
私も以前、渋井真帆さんの講演会に参加したことがあります。とっても衝撃的でした。
(ホント素敵な方でした。)
キャリアウーマンに憧れて、参加したのですが、物の視点を変えるだけで自分が変われることを知り、無理にキャリアウーマンになる必要はないのだと学びました。
nyoroさんのブログ面白そうなので、
時々、お邪魔させていただきます。
では、また。
コメントありがとうございます!
渋井さんの講演に行かれたことがあるのですね♪
そう、*衝撃的*なんですよね〜
良かったらまたいらしてくださいね!