最近あまり難しいことを考えられなくて本の紹介もしておりませんが
今日は今気に入っているマンガのご紹介です。
現在は3巻まで発売中。
斉藤さんは一児の母ですが、非常に強い正義感を持っていて
悪いことは悪い、おかしいことはおかしい、とはっきり言える人。
はっきり言い過ぎて暴力を振るわれてしまったりしても、
それであきらめるのではなく、護身術を習ってまで貫こうとする。
周囲からうっとうしがられて孤立することもあるけれど、
それでも貫こうとする。
「斉藤さん怖くないの?」と幼稚園の同級生のママに聞かれ、
彼女はこう答えます。
「怖いわよ。でもそのままおいとくほうがずっと怖いよ。
悪いことを悪いと思えない人をほっとくほうが怖い。
そんな人たちばっかの社会が自分の子どもの未来だなんて、怖い」
今、日和見な人が増えている中で、これだけはっきり言えるのは
すばらしい。
本当は自分も言いたい、でも勇気がない。危ない目に遭いたくない。
面倒なことに巻き込まれたくない。
私も含め、そう思って言えないでいる人は多いと思います。
でも、本当は言いたい。
その思いを、斉藤さんは代弁してくれているのだと感じます。
私も、一個人として、一社会人として、幼稚園児の母として、
血管がぶちきれそうな思いをすることもあります。
そういう時にわりと注意をしたりしていた時期がありましたが、
未熟ゆえうまく注意できなくて口論になってしまったりすることもあり
最近はあきらめてしまっていました。
でも、本当はおかしいことはおかしいと言いたいんだよなあ。
娘の未来のためにも、あきらめたくないんだよなあ。
うまく言えるようになりたいなあ。そう思います。
ちなみにドラマ化されるみたいですね。見てみようかな。