2008年01月15日

テルミンの生演奏を聴く

この週末は面白いものを見る&聴く機会がありました。
テルミンの生演奏です。


友人がテルミンを習っているということは知っていましたが
このたび発表会があるというのでお誘いがあり、

いやあ、テルミンなんて生で聴く機会めったにないでしょう!

ということでいそいそと出かけました。
やっぱこういう珍しい経験はどんどんしなくちゃねー。


テルミンとは、ロシアのテルミン博士が1920年に発明した
世界初の電子楽器で、写真のような形をしています。
演奏者は楽器に触らず、2本のアンテナの間の空間を操って音を出します。
#「のだめカンタービレ」でもハンガリー人のヤドヴィガが
#演奏してましたね。アレです。


theremin.jpg


演奏する時は、右手で音程を取ります。
なので、 

見えない弦を爪弾いているような動き 

です。 左手は、

横向きの輪から弦を引っ張り上げるような動き

です。
ギターを弾いているようでもあり、ハープを奏でているようでもあり。
全く触っていないのにちゃんと曲になるって、すげ〜。
YouTubeでも結構動画はあるみたいなので、興味のある方はどうぞ。


よく「女の悲鳴のような」と称される音ですが、
聴いてみると 本当にそんな感じ。
「ヒュウウ〜〜、ヒョオオ〜〜」という感じですかね〜。

そしてとっても音が不安定な楽器なのだということがよく分かります。
演奏者によって、ばっちり音が合っている方はとっても気持ちよく
聴けるのですが、音が合っていないとビミョーに気持ち悪い、
という感覚があります。

演奏者の方の紹介でも

「音が合った時には最高に気持ちいい」


というコメントがあり、
そうだよなあ、この楽器はそれが醍醐味だろうなあと思いました。


発表会が始まると、クラシックからポピュラー、オリジナル曲まで
バラエティに富んでいて楽しめました。
友人は3年くらい習っているということで、かなり上手でした!


2つの教室の合同発表会とのことで、20人くらいいましたが、
男の人も結構いて、意外でしたねええ。
#変わった趣味を持ちたくて始めた人や、周りに変人扱いされた人なども
#いるらしい。


ちなみに会場もすっごく不思議な空間でした。
どこかの会社の事務所兼倉庫だった建物を、そのままホールとして
使用しているようで、それがまた建物から調度から小道具から、
昭和の香りたっぷり!昔にタイムスリップしたような空間でした。
会場は倉庫なので、写真のような演台だったわけです。


そんなわけで、大変に堪能できました〜。

posted by nyoro at 00:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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