成功する人としない人の差は何か?
資格とか、語学とか、学歴とか・・・
そんなことではない”何か”。
それを、著者は
「稼ぎ力(かせぎぢから)」
と呼びます。
さらに正確に言うと、
「自分がこれまでの人生の中で蓄積してきた才能やスキル、
その他ヒト・モノ・カネ・情報・ノウハウ・アイディア・
発想などをモノやサービスという形で世の中に提供し、
それをお金という形に変える力」
という定義です。
この本は、自分の人生に焦ってばかりいた専業主婦の著者が、
銀行員の夫さんからのレクチャーを受けて、稼ぎ力を身につけ、
自分のやりたいことを明確にし、チャンスをつかんで
起業を果たす過程のさわりの部分について、書かれたものです。
夫さんとの会話形式で書かれていて、とても読みやすいです。
夫さんは、著者に「経営者人材になるためのトレーニング」を
施します。
内容は、次の4つ。
・経営者人材としての視点
・経営者人材としての経済的分析力
・経営者人材としての経済的伝達力
・自分なりの仕事哲学
「経営者人材」というと、「別に私は経営者になるつもりはないし」
と思ってしまいそうですが、これは経営者になれと言うことではなく
「どこにいっても経営者になれる人」
になろう、ということです。
そして今著者は「女性を経営者人材に転換させて、
どんな環境変化にも負けない稼ぎ力を身につける」
スクールを開講し、半年待ちと言われるほどの人気セミナーを
開催しています。
自分には何かが足りない、その何かを得たい、
でもそれって何なんだろう?
そんな迷いの中で無駄な努力を重ねるよりも、まずこの一冊を
読むところから始めるといい、そう感じられる本でした。
私自身も、「数字」がすごく苦手で、数字を見た瞬間に
思考停止状態になってしまう状態なので、おそらくこのような
視点を身につけるべきなのでしょう。
まだ間に合うと信じて、勉強します。
この方、以前うっちーの話しに出てくるまで全然知らなかった私。。。でもそれから、アエラの現代の肖像に取り上げられたりして今、気になる方です!(遅いですね)上記の本すごく興味深い!!読んでみます♪ありがとうございます!
女性の苦手な「数字」を易しく解説することについては
右に出るものはいないと思います。
http://nyoro1004.seesaa.net/archives/20061004-1.html
こちらもお勧めです。
話もとってもお上手なので、機会があったらぜひ
渋井さんのセミナーか講演に参加されることをお勧めします。