この理由の大半は、 「子どもの寝かしつけで自分も爆睡」というものです。
冬はね〜、あのあったかいお布団が鬼門なんですよ。
一旦入ってしまったら、子どもより先に自分が睡魔に襲われる。
それを防ぐためにわざと布団に入らなかったり、化粧を落とさずに
いたりして自分と闘っているわけですが、どうにも旗色が悪いです。
さて、今日は新聞で見た記事について。
人材派遣会社のパソナが「技術者になりたい人」を募集し
育成をして電機メーカーなどに派遣するコースを設けることにした、
というものです。
今回のコースはハードウェア方面の技術者が対象のようですが
IT企業に勤める私も感じるのが、新卒採用では
「理系の学生が取り合いになっている」
という事実。
当社の採用担当者も、理系学生獲得には苦労しているようです。
(当社は大手ではないので、やはり大手に持っていかれてしまうらしい)
当社では、文系でも研修するので大丈夫、といって文系学生も
採用しますが、ハードウェアになるとそうも言えないでしょう。
かといって、自社で教育するにも限度があります。
私が新人の頃に先輩に言われたことを思い出しました。
1年では赤字
3年でやっとトントン
5年経って稼ぎ出す
それくらい、人材に対する投資ってお金がかかるんですよね。
(むろん、この中に含まれるのは教育だけではありませんが)
だから3年以内に辞めるというのは、
会社に損だけさせて逃げる、
ということに他ならないんですよ〜。
で、話を戻しますが、今技術者って本当に足りないのです。
未経験者歓迎、とはいかない仕事でもありますので、
こういう企業が技術者を増やすための施策を打ってくれるというのは
有難い話ではあります。
以前、私の住む自治体でも、ソフトウェアの教育をして
システムエンジニアとしての就労支援をします、という取り組みを
しているという広告を見たことがあります。
ただ、そこから送り出される技術者のレベルが気になるところではあります。
こういう教育システムから、優れたエンジニアが一定の割合で出てくる
ようになると、ひとつの道として確立するかもしれません。
そしてそれは、
新卒時に就職に失敗した人たちに対して、新たな道を開く
ことになるのかもしれませんね。