2007年03月12日

「プロカウンセラーの聞く技術」 東山紘久

プロカウンセラーの聞く技術

唐突ですが、私は早口でベラベラとしゃべる傾向があります。
だからなのか、人の話をじっと聞くのが苦手だったりします。
人の話を聞いている最中に浮かんだことをつい言いたくなって
しまったりします。
(↑これは当然嫌がられる、と言うわけで・・・反省)


なので、「聞く」というのは私にとっては永遠の課題。
そこに、この人の本はいいよ、と聞いたので読んでみました。

聞くことにもメソッドがあるんですね。
それを知ると、いかに自分の話し方、聞き方がそこから外れて
いるものかを思い知らされます。


自分のことは話さない、
聞かれたことしか話さない、
情報以外の助言をしない、
聞き出そうとしない、
沈黙と間を使う


・・・などなど、耳が痛くもとても参考になります。

あ、早口でまくしたてるのは、沈黙が怖いってのもあるのかなあ。
沈黙も必要なんだな。意識しよう。


人の話をうまく聞けるようになりたい方、一読をおすすめします!
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2007年02月25日

「成功曲線を描こう。夢をかなえる仕事のヒント」 石原 明

「成功曲線」を描こう。 夢をかなえる仕事のヒント


昨年参加したセミナーの課題図書だったのですが、当時は何となく
気が乗らなくて、買ったまま読まないでいました。
半年経って、今やっているセルフコーチングの記事で薦められて
いたのを見てやっと読みました。
※注 この本は最近改訂版が出ました。写真は改訂版の方です。
   私が読んだのは、旧版の方ですのでご了承下さい。


読んでみて、

どうしてもっと早く読まなかったんだーー!

と後悔しきり。

でも、読まずに終わらなくて良かった。中身がすごく濃いですよ。


まず、「成功曲線」というものの存在を知ることができます。
私も前に別のところで聞いて知ってはいましたが、
改めて今回脳にインプットされました。


何かというと、

「努力と成功は正比例しない(直線ではない)。長い時間を、
誰も見ていない勉強にひたすら費やしていると、ある日突然
カーブが急上昇し、目標を達成することができる。」


ということです。

大抵の人は、その長い努力の時間が我慢できず、上昇カーブを描く
前に諦めてしまう、とのこと。
努力した分確実に成果が上がるイメージ(つまり直線イメージ)を
持っている人が多いため、なかなか成果が上がらないと不安になって
しまって諦めてしまう、ということになるそうです。


そして、そうならず成功していくためにどういうことをすればいいか、
というのを教えてくれるのがこの本です。
例えば、


・目標達成のための習慣の変え方
・潜在脳の鍛え方
・時間管理
・ビジュアリゼーションとアファーメーション


などについて書かれていますが、まさにコーチングの内容とリンク
しています。
他にも似たような本は沢山出ていますし、私も色々読んでいますが、
この本に書かれていることが私には一番すとんと腑に落ちました。


石原さんのメルマガももう何年も前から読んでいて(私は営業でも
経営者でもないんですが)、この語り口が好きなんですよね。


成功に向けて努力されている方、ぜひ読んでみて下さい。
自分の努力の方法が間違っていないか、確認することができます。

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2007年02月09日

「アサーショントレーニング―さわやかな「自己表現」のために」 平木 典子

アサーショントレーニング―さわやかな「自己表現」のために


相手に苦情などを伝えたいとき、温厚に伝えるのは工夫がいります。
かくいう私も、ムッとしたときには表情や態度につい出てしまうので
その状態で苦情を言うと相手もムッとする・・・ということがしばしば
起こります。


会社でもそういうことはままありますし、最近は子育てしているので、
他の家族との接触が増えてきて、
何かとちょっとした行き違い、トラブルなどが起こることも。


そんなときの解決策としてこの本で提示されているのが、
「自分のことをまず考えるが、相手をも配慮するコミュニケーション」
が 「アサーション」です。




この本では、アサーションとは何か、どうやったらアサーティブな
考え方、表現ができるかということを説いています。


基本的には、「あなたは〜だからいけない」ではなく、
(1)まず事実を述べ、
(2)それに対する自分の気持ちや相手への共感を表現し、
(3)相手に望む行動や解決策の提案をし、
(4)それに対してどういう行動をするかの選択肢を示す。

というようなものです。


薄い本ですぐ読めますし、ちょっとしたテストもあって、
自分がどういう傾向があるかも分かりますので、
「言い方」で苦労されている方はぜひお試しください。
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2007年02月03日

「自分ブランドをつくろう!キャラ立ちの技術」 杉村貴代

ここのところセルフコーチングの記事ばかりなので、もしかすると
他の記事が少なくてつまんない、って方がいらっしゃるでしょうか?
#セルフコーチング、一緒に読まれるとためになると思いますよ〜。

一応、何回かに1回は、別のテーマの記事もまぎれこませるように
してはいるんですけどね。
さすがにセルフコーチングは平日毎日なので、それだけ投稿するので精一杯。
でもその分投稿頻度は高くなっていると思うんですが。


本も読んでいますが、最近割と軽めの本が多いのと(はっ、また不調?)、
レビューを書く気力がないのとで、ちょっとご紹介をさぼっておりました。
でも金曜日の夜は少し夜更かししても気が楽なので(明日も朝から用事が
あるんだけど?>ぢぶん)、たまにはご紹介を。

キャラ立ちの技術―自分ブランドをつくろう!


今や猫も杓子も世界のナカタも「自分探し」。
また、成果主義だの起業ブームだので、より自分をよくアピールし、
「自分ブランド」を確立する術も必要な時代になってまいりました。


でも、「自分のキャラって?どうやったらアピールできるの?」という方も
多いことでしょう。私も分かるような分からないような、で、きっと
間違ったアピールしてたりするんだろうな〜と思ってたりする訳です。


この本は、「キャラ立ち」の定義から始まり、キャラの作り方、演出の仕方、
評判を利用する方法、キャラを新鮮に保つ、などについて書かれています。
私はまださらっと一読しただけですが、演習問題もついていますので、
「自分の場合は?」と考えながらノートに書き込んでいくと良いと思いますよ。
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2007年01月22日

「八甲田山死の彷徨」 新田次郎

八甲田山死の彷徨


史実を基にして書かれた小説で、映画化もされています。
どうしてこの本を取り上げたかというと、単に小説として読んでも
とても面白いのですが(面白い、という表現が合っているかは疑問ですが)、
これを仕事の側面から考えると、非常に興味深いとらえ方ができるからです。


この話は、二つの連隊(青森第5連隊、弘前第31連隊)が、日露戦争に備えて
寒冷地での装備を研究するために冬の八甲田山踏破を競うことになったことから
始まります。

二つの連隊は、ルート、編成、隊員の募集条件などあらゆる点で対象的ですが、
結果も対照的となりました。

大軍で全体的に計画が甘く、しかも隊長の上司が随行したために指揮系統が混乱し、
最終的に壊滅状態になった第5連隊。
少数精鋭で一人一人にきっちりと役割を持たせ、隊長のトップダウンが徹底しており
長距離の迂回ルートを無事全員が踏破した第31連隊。


まさにこれは、プロジェクトの計画をどのように立てるべきか、
体制や指揮系統はどうあるべきか、どのようにプロジェクトを進めていくか、
トラブルがあった時に、部下の根拠のない進言などに惑わされず、
いかに隊長は冷静(時には冷徹)な判断をすべきか。

そう言ったことを考えさせてくれます。

マネジメントの仕事をされている方は、ぜひ一読をお勧めします。
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2007年01月15日

「辛酸リノベーション」小森知佳

辛酸リノベーション


ちょっといつもとは毛色の変わった本のご紹介を。
私の十年来の友人であるフリーライターさんの著書です。
家を買った時の経験が本になりました。


築25年の中古住宅を買って、理想の家造り=リノベーション(改装)を
しようとしたけれど、工務店は倒産して大金を捨てるはめになり、
設計を頼んだ建築家とは揉めて裁判にまでなってしまいます。

しかしその後、信頼できるインテリアデザイナーさんと出会い、
新たに仕切り直して見事理想の住まいを完成させるのです。
内装を自分たちでやったり、本棚や庭のデッキまで自作してしまう、
まさに自分たちで「作り上げた」住まいだと言えます。



正直、家は高い買い物。
どこまでこだわるか、どこで妥協するかというのはとても難しい問題です。
でも、彼女と夫さんは、高い見積りに動揺しつつ、理想を捨てたくない一心で
あの手この手の工夫を生み出します。
その家にかける想いとアイデアには脱帽です。


私自身、リフォームとかインテリアとかは大好きですが、
正直ここまでこだわるとはすごい!!とても私にはできない・・・と思いました。
(最も、我が家ではモノが多すぎることが一番の問題かも)


自分の友人がこんな大変な経験をしたとなると、何とも気の毒なのですが、
結果として、素晴らしい住まいを手に入れたことは本当に良かったと思います。
(がんばって働いてローン返さないといけないでしょうが)

本としては、とっても面白くて「どうなっちゃうんだろう?」というような、
ドラマチックなものに仕上がっていると思います。

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2007年01月04日

「Seven Powers」アレックス・ロビラ

Seven Powers


以前ご紹介した、「Good Luck」の作者、アレックス・ロビラの新作です。
今回も、絵本のような形を借りて易しく書かれていますので、さらっと読むことが
できますが、書かれている内容はまたしても深いです。


内容は、とある国に生まれた王子様と聖剣が暗闇の王にさらわれてしまい、
数々の騎士が救出に向かっては帰ってこない中で、とある騎士が救出の旅に
出かけるお話です。

時には困難や危機に遭い、くじけそうになる中で、彼は「7つのちから」を
知っていきます。


「7つのちから」は、ひとつひとつは当たり前のことかもしれないけれど、
自分の心の持ち方によって、どう捉えるかが変わってくるのだと思います。


この本には小さなリーフレットが挟まっていて、そこには「7つのちから」が
まとめられています。また、「7つのちから」に関する、さまざまな偉人の
言葉もちりばめられています。
このリーフレットは、お守りのように持ち歩いて、自分がくじけそうになった時に
そっと開くと、この騎士のように前に進んでいける力になるだろうと思いました。

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2006年12月07日

「ネーミング発想法」 横井恵子

ネーミング発想法

会社にあったのを何げに手に取ったのですが、
「へえ、ネーミングにもテクニックというか、メソッドというか、
そういうものがあるのねえ」と変な感心をしました。

作者は、「DoCoMo」「au」「BIGLOBE」などの名付けの親。
ネーミングってのがビジネスになるのか、とまたまた変な感心。

様々な言語の様々な言葉をあやつり、切ったりくっつけたりひっくり返したり、
とあらゆるネーミングの手法がちりばめられています。
英、仏、独、伊、西、羅・・・スワヒリ語やアイヌ語、エスペラントまでも。

商標法などにも触れており、せっかくの力作が使えない、なんてことに
ならないように配慮されています。

これから会社名、屋号を考えなければいけない人や、
商品名を考えなければいけない人はぜひ読むべき本でしょう。

それ以外にも、私のような単なる「言葉遊び好き」にも新たな発見を
もたらしてくれました。
#好きなんです、同じ言葉を色々な言語で比較したりするのが・・・


今の私には直接は関係ないテーマではありますが、なかなか楽しかったです。
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2006年12月04日

「図解でわかる ヒューマンキャピタルマネジメント―人材資本を活かす100のキーコンセプト」 鶴岡公幸・石原美佳

図解でわかる ヒューマンキャピタルマネジメント―人材資本を活かす100のキーコンセプト


コンサルタントで教育にも詳しい、会社の先輩に紹介されて読みました。
HCM(Human Capital Management)とは、
「組織に所属する人材(resources)を企業の価値を高め
リターンをもたらす資本(capital)に変換する仕組みを作ること」
(「はじめに」より)とあります。


この本では、HCMに関わる用語を、見開き2ページで解説しています。
HCMの歴史から始まって、組織・人事・労務管理から資格・報酬・福利厚生・
研修まで、 基本と思われる語彙は網羅してあり、また専門家向けでなく
分かりやすく書かれていますので、初心者でも無理なく読めます。

私自身、今まで聞いた事はあってもあまり気にしたことのなかった
人事関連用語についての定義を、体系立てて知るいいきっかけになりました。
今まで会社の人事制度について、あまりにも気にしてなかったなあ、
ということを思い知らされたというか。


研修講師を始めた際に講師養成トレーニングを受けましたが、
そこで習ったこともコンパクトにまとまって載っており、
ふぉぉ、これってちゃんとしたメソッドなんだー!と今さら実感しました。

研修の効果測定の章では、方法と目的について段階分けしてあったり、
企業の研修担当者は効果測定に注力すべきで、運営はなるべく
アウトソーシングすべし、ということが書いてあり、
運営に一所懸命になっていた自分のやり方は間違ってたのかー!と
頭を殴られた気分になりつつも、新しい発見がありました。


読み物としても読めるし、辞書的に参照することも可能なので、
手元に置いておこうと思います。

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2006年11月26日

はじめての統計学 鳥居泰彦 /マンガでわかる統計学 高橋信・トレンドプロ

はじめての統計学


私は学生時代文系でした(語学系です)。
理系科目はむちゃくちゃ苦手で、数学は基礎解析・代数幾何まで。
それもいつもひどい点数でした。0点を取った経験もあります。
何故か積分だけは得意だった記憶がありますが、今や忘却の彼方。

統計学は、授業を取らなかったので、全く勉強する機会はありませんでした。
自分の人生にとって、統計学なんて全く縁のないものだと思っていました。



ところがどっこい、甘かった。



社会に出て、ついた仕事が何を間違ったかIT企業のSE。
数学が得意には越したことはないですが、
苦手でも何とかなってきたので、ここまで続いた訳です。


しかし、品質管理部門に来て、驚愕の事実が。
って、私が知らなかっただけですが。

品質管理って、統計学なんですね。
まさか、一生縁がないと思っていた統計学と、この年になってご縁ができるとは!
「しまった〜」という気分でした。

そして、統計学との格闘が始まりました。
そんな時私を助けてくれたのが「はじめての統計学」。

世の中には「入門」とか「やさしい」とか「はじめての」とかいう言葉が
タイトルについていながら 、
「何じゃこりゃ〜×@*●$○■#%&」
と言いたくなるような小難しい本がたくさんございます。


しかし、この本はそれとは違います。
著者は元・慶応義塾の学長さん。この方は、学生の指導経験から、
「統計学が分からないのは学生のせいではない。教え方が悪かったのだ」
という信念をお持ちです。


ですから、この本でも無意味な暗記をさせようとはせず、
必要な時に使える考え方を習得させてくれます。
「これ以上のことは覚えなくていい」とか、「ここだけ分かっていれば充分」
みたいな記述が多く、目的や意味をきちんと説明してくれるので、
納得して覚えることができます。


私のような、ともすればあっけなく挫折しがちな落第生が、
「わ、分かるかも〜・・・」と思いながら勉強できました。


マンガでわかる統計学


そしてもう一つ、「マンガでわかる統計学」。
タイトルの通り、マンガですが、その中に統計学の基礎を盛り込んで
易しく説明してくれます。
主人公と一緒になって、くじけそうになりながらもいやいや待てよと思い直し、
楽しく読み進めながら知識を得ることができました。

(ちなみに「マンガでわかる統計学 回帰分析編」も買ったのですが、
こちらはちょっと私にはハードルが高く・・・。)


正直、今でも統計学は得意になったといえるレベルではありません。
が、その道の第一人者の方が講演などで話されていることを聞いて、
何のことを言っているかくらいは理解し、「ああ、こういう風に使うんだな」と
納得できるくらいにはなりました。
以前は言葉すらちんぷんかんぷんでしたから、かなりの進歩です。


経済活動においては、統計学を使う事って多いんですよね。
マーケティングとかもそうですしね。

卒業論文を書くのにアンケートを取ったりしたんですが、
あれも今考えてみればちゃんと統計学的手法を使って分析すべきでした。
知らなかったのですから、当然無茶苦茶な分析をしていたわけで。
(卒業させてくださってありがとうございました〜>教授)


つくづく思うのは、学生時代の授業で、数学が世の中でどのように
使われているかを併せて教えてもらえていたら、もうちょっと数学への
取り組み姿勢が変わっていたんじゃないか、ということです。
やはり人間、意味を感じないことは頭に入らないので。

全国の数学教師の皆様、ぜひご一考願えませんか?
私のような落ちこぼれを出さないためにも・・・。


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2006年11月19日

読書の傾向から分かる自分の状態

このブログでも読んだ本などのご紹介をしていますが、
ここでは基本的にビジネス書、自己啓発書を中心にしています。

実際には、その数倍の本を読んでいます。
私の本の読み方は、こんな感じです。

・常に何冊かを並行して読む。ジャンルの違うものを、3〜4冊くらい。
・自宅用、電車用、会社用などに分けている。
 分ける基準は大したことはなくて、文庫本や小さめの本は電車用、
 それ以外を読みたい場合やハードカバーは会社用か自宅用。
 夢中になるとハードカバーでも電車用にすることも。

ちなみに今読んでいるのは、

若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来 城繁幸(自宅)
「きのうと違う自分」の育て方 朝倉千恵子(自宅)
関ヶ原〈上〉 中・下あり 司馬遼太郎(電車)
名もなき毒 宮部みゆき (会社)

の4冊です。

一番時間がかかっているのが分厚い文庫本3冊の「関ヶ原」。
リンクは上巻ですが、今は中巻を読んでいるところです。
これが終わらないうちは、他の本は皆自宅・会社用。
以前は2冊持ち歩いていたこともありますが、私は荷物が多い人なので
最近電車用は1冊にしています。
「名もなき毒」は、会社の先輩が読み終わったのであげる、と下さったので
そのまま昼休み用にしています。
宮部みゆきは好きなので嬉しいです。



今のラインナップはビジネス関連と趣味関連が半々になっていますが、
この組み合わせがどうかによって、自分のその時々の状態が分かったりも
するのが面白いところです。

気分が乗っていて好調な時は、ビジネス書の割合が多くなります。
趣味の本が全くない時もあります。
逆に、低調な時は趣味の本、楽に読める本が多くなります。

基本的に活字を読むのは好きなので、「本を読まない」ということは
あまりないのですが、辛い時はやっぱりあるため、そう言う時は
あまり考えなくても読めてしまう本を選ぶ傾向はあります。


これらの本は、もちろん同時に進むわけでもありません。
いつまで経っても進まない本があったり、1日で読み終わってしまう場合も
あります。
そこに、快楽の都―グイン・サーガ〈110〉なんかが発売になってしまった日には、
他の本をほっぽり出して真っ先にこっちを読んだりします。


で、今一番一所懸命読んでいるのが「関ヶ原」なので、
・・・これは、あんまり調子は良い方ではない、ってことなんだなー。
大河ドラマ「功名ヶ辻」もクライマックスに来てるし、などと
うそぶきながら読んでいる訳ですね。
早く調子を上向きに持って行かねば・・・。
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2006年10月26日

「その幸運は偶然ではないんです! 夢の仕事をつかむ心の練習問題」 J.D.クランボルツ・A.S.レヴィン著 花田光世 他訳

その幸運は偶然ではないんです!

タイトルだけみると、怪しい自己啓発書のようにも思えるのですが、
以前ご紹介したこの本の元にもなっている
「Planned Happenstance 理論」について、提唱者クランボルツ教授が書いた本です。
訳は慶應大学の花田光世教授。

「Planned Happenstance 理論」については、上述の記事にて説明しましたので
割愛しますが、この本では、45人の実例を元に、自分自身で運を作り出し
活用するための考え方、行動について説明しています。

また、訳者はあとがきにて
「『普通の人たち』がどうチャンスをものにし、自分の成功物語を構築していけるのか」
がこの本のねらいだと書いています。
成功者の成功物語ではなく、普通の人達にこそいろいろなチャンスが身近に
転がっている、それをつかまえよう、という趣旨です。

登場する45人の人々は、ちょっとしたきっかけをうまくものにしてチャンスを
つかんだり、あるいは視野が狭いためにそういったチャンスを逃したりしています。

それらのチャンスは実際に自分の周りにもありそうなささいなことが多く、
そう言う時に普段何も考えていない状態の自分では取り得ないような行動を
起こした人の例を読んで、「あ、こういう行動ってありなんだ」と思いました。
もちろん、その行動がいつでも成功するとは限らないと思いますが。

そう言う意味で、「この人すごいな〜」と成功者の物語に感心するのではなく、
「こうやってみればいいんだ、失敗をおそれることはない」と思えるように
なったのは視点を大きく変えることになりました。
(「失敗を恐れるな、挑戦すらしないで逃すチャンスのことを考えよう」と
いう話もあります)

また、随所にワークシートみたいなページがあって、「あなたの場合はどう?」と
問われています。
私はとりあえずさらっと読んだだけですが、ここをきっちりやってみると、
自分の考え方の悪い癖が見えてくるかもしれないな、と思いました。

今まで成功者の話を読んで「所詮成功した人だからこんなことができるんだ」とか
「自分とは違うから」みたいに思っていた人はぜひこの本を読んでみましょう。
今日からできることが一つくらいは絶対見つかると思います。
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2006年10月22日

「スローキャリア 上昇志向が強くない人のための生き方論」 高橋俊介

スローキャリア


「スローキャリア」とは、

あらかじめ達成すべき目標があるのではなく、
自分で自分をコントロールしながら生きていった結果後ろにキャリアができている、


という考え方です。
そして、サブタイトルにもあるとおり、「上昇志向が強くない人」が
どうやってキャリアを形成していくかということについて書かれています。
著者は慶應の大学院教授です。



もちろん、世の中には上昇志向の強い人達もいて、そういう人達が会社を牽引して
いくのでしょうけど、会社って、社会ってそういう人達だけじゃ絶対に回らない、
と思うんですよね。
上昇志向はないけれど、日々の地道な作業を毎日こつこつとこなすことに
喜びを感じるような人を必要とする仕事もあるわけで(経理とか)。

でも世の中では「勝ち組」「負け組」などの言葉に代表されるように、
序列をつけて分けていくということが当たり前のように行われています。

この本では、そういうキャリア「アップ」や「ダウン」ではなく、
「幸せなキャリア」とは何か、それはどうやって積んでいくものなのか、
について触れています。



つくづく思うのは、人間がキャリアを積んでいくためには色々必要なものが
あるだろうけれど、一番大事なのは「動機」だということです。
何に対しての動機付けが一番強いかによって、その人のキャリア作りは
決まっていくのだと思います。

達成欲、支配欲、影響欲、賞賛欲・・・といったものが強い人が、いわゆる
上昇志向型の人で、逆に非上昇志向型の人の動機になるのは、社交、理解、
共感、感謝、思考、徹底・・・など。

いずれにしても、何かしらの動機があるように思われるわけです。
動機のない仕事は、いくら続けていても成長はないのではないでしょうか。



個人的には、「過去の経験を生かせる職業を選ぶよりも、むしろ未来を
切り開けるかどうかで次の仕事を決めた方がよい」
というくだりに、
はたと膝を打ちました。

かねてから、一旦どこかの業界に入ってしまうと、畑違いの業界に移るのは
なかなか難しかったり、一貫性がないように思われてしまうこの現状は
おかしいのではないか、と思っていたからです。

もちろん採用側から見れば、即戦力が欲しいから経験者を採りたがる、
ということは分かるのですが、転職しようにも過去の経験にしばられてしまうのは、
やり直しをしたい人にとっては辛いこともあるだろうと感じるのです。



この本では、個人がスローキャリアを実践するだけでなく、会社がスローキャリアを
認めるようになろう、そして消費者としてそういう会社を支援しよう、というところまで
提案しています。
そうすれば、社会全体にスローキャリアと言う言葉が認知され、スローキャリア派が
働きやすい社会になっていく。それによって、より多様な働き方ができ、
私生活とのバランスを取りやすくなっていく訳です。



仕事って、辛いだけでもダメだし、でも楽ばかりするのもどうかと思うのです。
自主的に努力もしつつ、でも私生活も犠牲にすることなく「自分らしい」
キャリアを誰もが積んで行けたら良いとつくづく思います。
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2006年10月04日

「新版 あなたを変える「稼ぎ力」養成講座 決算書読みこなし編」 渋井真帆

新版 あなたを変える「稼ぎ力」養成講座 決算書読みこなし編

女性はよく「数字に弱い」と言われます。何をかくそう、私もその一人。
高校時代に数学で0点取ったこともあるくらい。

そんな私も、信託銀行さんの仕事をしたり、品質管理部門で統計学と格闘したり、
嫌いなのにどうしても数字と縁が切れない・・・。
しかし、最近は仕事で採算などもチェックしているので、そんなことも言って
いられない訳です。

簿記の本なんかも、仕事でB/S・P/Lと格闘するたびに買い込んでいましたが
いまいち分かるような分からないようなものが多い。

そんな私の救世主(?)が、この本です。
この本の凄いところは、決算書のどこをどう読んでどう分析すればいいか、
という視点で書かれているのです。
だから、そういう理解をするために必要なポイントが凄く明確で、逆に言えば
そういう理解をするのに関係ない細かい点は無視してよい、とまで言ってます。

実際に、電機業界4社の決算書を並べて見比べて、ここがこうだから
この会社はこうだ、と解説しているので、とても分かりやすい。

決算書と闘わなくてはならない人は、ぜひ一読をオススメしますが、
一読だけでなく、常に手元において、辞書みたいに引きながら
決算書を分析するのに使えると思います。

これで、決算書アレルギーがだいぶ軽減されそうです。
posted by nyoro at 23:54| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月30日

「Good Luck」 アレックス・ロビラ、フェルナンド・トリアス・デ・ペス

Good Luck

以前流行った「チーズはどこへ消えた?」を彷彿とさせる本です。
「チーズ・・・」同様に1時間くらいで読めてしまえて、大人の絵本みたいなのですが、
とても多くの示唆が含まれています。


自分はするべきことをきちんとしているだろうか。
自分はするべきことをしないまま、焦ってばかりいないだろうか。
自分は人に対して、してもらうことばかりを要求していないだろうか。
自分が取るべき行動は何か。


自分自身を振り返るきっかけになる本です。


そして、するべきことを地道に行っていれば、やがて幸運がやってくる。
そう思えるようになります。

自分のやっていることに自信がなくなった時、何度でも読み返したい本です。


---

右下の「お気に入りリンク」に「nyoro's Favorite Books」というリンクを
作りました。
Amazonのインスタントストアなんですが、別に売ろうってんじゃなくて
自分のお気に入りの本が並んでると何だかワクワクするなあ、って
思ってのことです。
最大9冊なので、より気に入った本が現れれば入れ替えする予定。

そもそも、ブックレビューを書く時のアフィリエイトも、報酬目的というよりは
自分が本を紹介する時に、表紙のイメージがあった方が絶対いいよなあ、
という程度のものです。
実際報酬額は微々たるものですが、それでも私のレビューを読んで、
私がオススメした本を買われた方がいらっしゃるとは嬉しい限りです。
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2006年09月27日

「夢と幸せを実現するお金のつくりかた」 逢坂ユリ

夢と幸せを実現するお金のつくりかた

本屋に平積みになっているのを見て、「ふ、不動産投資?この女性が?」と
びっくりし、一体どんなことが書いてあるんだろうと興味を持って買いました。

私は結構不動産好きで、不動産のチラシを見るのは大好きだし、
引っ越しとなれば張り切って物件も見に行きます。

しかーし!投資用の不動産売買となれば、そんな生やさしいもんじゃない。
不労所得を得たいのはやまやまですが、素人とは思えないレベルの努力、脱帽です。
とても私にはできまっせん(っていうか、できるかもしれないけど正直ひきました、
というのが正しいか?)。

でも、「不動産投資の世界も、やっぱり最後は人間対人間なんだなあ」と
面白く読みました。いやあ、こんな世界があったとは、って感じです。
いや、単純に私がモノを知らないだけですが、だから世の中って奥が深い。

昔信託銀行さんのシステム開発をしていた時に出てきた「不動産信託」という
言葉を久しぶりに見たりもして。

この人すごいなあ、と思うのは、本業の方でも転職の度に年収が倍々ゲームに
なっていってるところです。
しかも、あのスマトラ沖地震で間一髪助かったという強運の持ち主でもある。

すみません、さすがに「私も明日からやってみよう」とは思えないです。
が、不動産投資を考えている人は、一読の価値ありと思います。

#でもちょっと、タイトルと中身が合ってないような気もする・・・。




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2006年09月25日

「ソース あなたの人生の源は、ワクワクすることにある。」  マイク・マクナマス著 ヒューイ陽子訳

ソース―あなたの人生の源はワクワクすることにある。

「ソース」と言っても、トンカツにかけるソースじゃありません。
「源」という意味の「source」です。
副題にもあるとおり、人の人生の「源」は、その人が「ワクワクすること」
にあると言っています。

そして、その「ワクワクすること」に従って生きていけば、それは人生を
劇的に変えることができるのだと言うのです。

著者(故人)は自分の体験から、この「ソース」のすばらしさを実感し、
プログラムを作って全米に広げました。
(日本でも、「ソース」のプログラムを受講することができるようです。
受けてみたい!)

この本では「ソース」プログラムの基本的な考え方が述べられています。

この本を読んで私がまず実践したいと思ったことは、
「ワクワクの周りをうろつく」「小さな一歩を踏み出す」ことです。
そして、ワクワク体質になっていきたいと思います。

他にも、「目標は立てるな、行くべき方向だけを決めておこう」
「ワクワクすることをしていれば、お金はあとからついてくる」など、
先の見えないストレスでがんじがらめになって生きている現代人には
必要ではないかと思われる考え方が出てきます。

自分の人生、「しなくてはならない」ことをするよりも、「したい」ことを
ワクワクしながらできるようになった方が絶対いい!

この本を読んだだけで、そんなワクワクした人生が歩めそうな気に
なってきますよ。
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2006年09月15日

「偶キャリ。―「偶然」からキャリアをつくった10人」 所由紀

偶キャリ。―「偶然」からキャリアをつくった10人

最近の学生や20代くらいの人は、「キャリアプランニング」について
就職活動の時などに指導を受けていることが当たり前になってきているようです。

私の頃は、せいぜい「自己分析しましょう」くらいで、適性検査の類も大学では実施されず、
受験した会社によっては実施するところもある、と言う程度でした。
(中谷彰宏氏「面接の達人」を一所懸命読んで面接に臨んだものです)


なので、今の人達がうらやましいなあ、私の頃にもそんなのがあったらなあ、
と思う反面、ろくに仕事の経験もないうちから、どういう仕事が合っているかとか
何を目指すかとか、決めないといけないってのは厳しいよなあ、と思っていました。

まして、キャリアなんて全て計算ずくで積めるものでもないし。


なので、この本を読んでとても衝撃を受け、「これだ!」と思いました。


この本のベースになっているのは、アメリカ・スタンフォード大学クランボルツ教授の
「Planned Happenstance 理論」です。一言で言えば、「計画された偶然性」。

1.職業生活は「たまたま」や「偶然」の出来事や出会いによって決まる
 ことが多い
2.ただし、その「たまたま」や「偶然」は、本人がそれとは気づかずに
 それまで行なってきたことによって生じている

というものなんですね。
「偶然を計画するのに必要なこと」も書いてありますが、長くなりますので割愛します。
興味のある方は、この本を読むなり、ネットで検索するなりしてくださいませ。


この本では、この理論に基づいて男女10人のキャリアを分析しています。
iモードで有名な松永真理さんや、以前、講演を聴いて「素敵な女性だなあ」と思った、
NECラーニングの内海房子社長も掲載されていて、その軌跡には驚かされつつ、
その時代に生まれたこと、興味や家庭環境や制約、 そういったものがどうキャリアに
影響していったのかが分かって面白いです。


ちなみに私の今までの社会人生活を考えて見ると・・・

・就職活動
入社した会社は、大量に資料請求した中の一社であり、特に希望していた
わけではなかった。
会社説明会の席で、人事の方と意気投合してしまい一気にクローズアップ、
とんとん拍子に(?)合格し、入社。

・異動
1.最初の部署は、「家から近いから」と言う理由で配属された事業所で、2年ほど勤務。
2.事業所統合で近くになった部署の庶務さんと仲良くなり、しょっちゅう出入りしていたら
 そこの部長とも仲良くなり、ご指名を受けて異動。8年ほど勤務し、産休に入る。
3.復職時、たまたま期間限定の手伝いを募集していた部署があり、そこに行く事に。
 がむしゃらにがんばっていたら、そこの部長に気に入っていただき、
 残留を希望されて現在に至る。


私は転職はしたことがないですが、こうやって並べて見ると、結構自分で考えずに
やってきたことが、 偶然の人との出会い、その後の進路を決めており、
結果的に自分としてはいい方向に行っているし、
これは自分の天職?と思える意外な能力を見つけたりもしています。
まさに「Planned Happenstance理論」を体現しているかも!?

私でなくても、誰でもある程度「偶然」によってキャリアが決まっている部分って、
あるのではないでしょうか。


ちょうど、今通っている連続セミナーで「偶然を偶然とみなすな」ということを学んだので、
その考え方ともつながっているように感じます。


ネットで検索すればうじゃうじゃ出てきますし、他にも本は色々あると分かりました。
私はこの考え方に大変興味を持ったので、これからあれこれ読み漁ってみようと思ってます。


キャリアのゴールを決めてそこに向かって今何をすべきかを決める、という
キャリアプランニングの方法は 「キャリア・アンカー理論」というそうですが、
「決めなきゃ!でも決まらない、どうしたらいいのか分からない」いう気持ちに
がんじがらめになってしまい、決まらないことに辛さや焦りを感じているような人は、
この本を読んでみると安心できるかもしれません。


posted by nyoro at 22:04| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月07日

「考える力が飛躍的にアップする! 戦略思考トレーニング」 西村克己

戦略思考トレーニング―考える力が飛躍的にアップする!


戦略思考や問題解決に関する本は色々と出ていますが、
それなりにお堅い内容の物も多いので、なかなか敷居が高いと思います。
(私も何冊か持っていますが、読み始めるのは勇気が・・・^^;)

そんな方に、入門書としてお勧めなのがこの本。
見開き2ページで、クイズ形式で勉強できるので、気楽に読むことができます。

MECE、ロジックツリー、仮説思考、ゼロベース思考などの考え方が分かりやすく
説明されているだけでなく、PDCA、QCD、整理整頓、ダラリの法則(3ム)、
など私が普段専門としている品質管理の考え方も含んでいます。

薄めの文庫本なので、この手の勉強で挫折している方、いかがですか?
posted by nyoro at 23:21| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月29日

「記憶力・発想力が驚くほど高まるマインドマップ・ノート術」 ウィリアム・リード

記憶力・発想力が驚くほど高まるマインドマップ・ノート術


最近周囲でマインドマップを作る人が増えているので、
私も勉強してみようと思っていたところ、ある方から
「一番分かりやすいですよ」と教えていただいたのがこの本です。

マインドマップをカラーで書く事を推奨しているだけあって、
この本自体がカラフルできれいでした。

内容的には、書き方やポイントの説明、実際に書かれたマインドマップの例が
いくつかありましたが、大半は「作成されたマインドマップをどう使うか」
という点に費やされていたように思います。
自分としては、まず「どうやって書くの〜?」というところからスタートなので、
使い方についてはまだぴんと来ていないというのが実感でしょうか。

でも、いつも会議などで記録が追いつかなかったりすることが多いので
そういう時にマインドマップを使えたらいいなあと思っているのです。
簡単な物語やエッセイなどをまとめてみる、人の話を聞くときにまとめながら
聞くようにする、などして、とりあえずは練習してみようと思っています。

posted by nyoro at 06:16| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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