2008年10月23日

新しい施策

当社では、このたび新しい人事施策を開始することになり、
今その準備で大わらわ。


各方面との調整も目一杯あって、
侃々諤々やった結果、やっと形になりつつある。


しかし、始まったらまた一悶着ありそうな予感。


施策自体はいい施策で、社員にもありがたいはずなのだけど、
いかんせんハードルが高いので、モチベーションを高めてくれる人が
どれだけいるか心配。
下手をすると、クレームの嵐になりかねない。


それでも、社員のためになると信じてやるしかない!


さて、結果はどう出るか!?
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2008年10月12日

やってみなけりゃ分からない

前回の記事に書いたイベントが終了しました。


成功と言ってくださる方もいらしたのですが、
私としてはどう見ても失敗だったんですよ。
自分の思っていたように進まなかったし、その点を指摘されたりもしたので。
あ〜あ…とここ数日落ち込み気味でした。


でも、参加者から「楽しかった」と言ってもらえたり、
次をやるかどうか決めていないのに
「次回もよろしくお願いします」なんて言われたら、
ここで終わりにするわけにはいかない!!
という気持ちがフツフツと…つくづく私って単純だー。


そう、「失敗は成功の母」と言うじゃないか!
昨年娘のクラスで発表会にやったオペレッタに
「やってみなけりゃ分からない」という歌詞もあった!
これ、いい言葉だなあ〜!


実際、やって初めて分かったこともたくさんある。
やってみたから新たなフィードバックも得られた。
「こういう場に集まれたことに価値がある」とも言ってもらえた。
この機会を次に生かそう!


と立ち直った私の頭の中には、今後のアイデアが続々と…
こういうの考えているときが一番楽しいなあ〜。
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2008年09月25日

反応があるってウレシイ

今日は、私が企画した社内イベントのアナウンスをしました。


そうしたら、複数の方からメールをいただいて。
それも皆、「良い企画ですね〜」とお褒めの言葉。わーい。


しばらくご無沙汰していた、かつての上司からもエールをいただき、
俄然やる気が高まりました。


正直、どんな反応が来るかちょっとドキドキしていたので…


反応がもらえるってウレシイですね。
私のエネルギーの素です。
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2008年09月14日

出張研修@内房

今週はとにかく疲れました。
千葉の海岸にある民宿での出張研修があり、スタッフとして
参加したのです。

この研修、当社が全社員を対象に行っているビジョン研修なのですが、
いつもは社内で行われています。
が、「いつもと違った環境で行う事による効果を測定する」という
目的で、千葉へ遠征して行う回が設定されました。


いつもは部内の違うチームが開催しているので、私は直接は
タッチしていないのですが、今回はとにかく準備から何から
人手がいる、ということで裏方としての参加になりました。


当日は、朝7時に会社で集合、そして一行に先立って準備のため
上司と二人で社有車に乗って出発。
アクアラインで風が強くて閉鎖にならないか心配しましたが、
1時間ちょっとで無事到着。
早速会場のセッティングをし、良い頃合で観光バスが到着、
一行を出迎えました。


次の仕事は昼食のBBQ準備。
私、40人分の焼きそばなんて作ったのは初めてですー。
どでかい鉄板で、肉を焼き、野菜を入れ、最後に麺を入れて
ひたすらかき回す。
熱いし重いし、最後は腕がしびれてきました。
いやあ、露天の焼きそば屋になった気分でしたねえ。

他の鉄板でもフランクフルト、とうもろこし、焼肉などなど。
さざえの網焼きもありました。
海岸の民宿ということもあって、海の幸もふんだんに味わえ、
お腹も思い切りいっぱい。
これだけでも今回のお手伝いを引き受けた甲斐があったかも。


最後の役割は、帰りのバスで配るビールやおつまみの買出し。
近くの個人商店に行くも、指定したメーカー(当社の取引先)の
ビールが冷えていない、ということで結局量販店に。
できれば個人商店で買いたかったけどなあ・・・。


そして戻ってからは研修の後片付けをして、また社有車で帰社。
帰りには海ほたるに寄り、娘に「コロンの棒」をお土産に買いました。
これ、グリコの「コロン」なんですけど、とにかく長いんです。
40センチくらい?それが、筒状の箱に入っています。
出した瞬間のインパクトといったら絶大です。
海ほたるって、こういう変わったおみやげが多いので、
行くと何かしら買ってしまいます。

もうひとつのお土産は、上司に薦められた「くじらの刺身」。
私結構鯨は好きなんですよ。昔給食で「鯨肉のゴマ味噌和え」という
ものがよく出ていて、肉が硬いから嫌がる子も多かったのですが
私は味付けが結構好きでよく食べてました。
そんなわけで久しぶりに口にした鯨の肉は、
「あー、この感触、確かに鯨だわ!」と、ヘンな感想を抱かせました。


あれ、ここまで読み返してみると、研修のことが全然書いてない(笑)
まあいいんです、今回の私の仕事はこういう仕事だったのです。
研修は運営が大事!と常々思っているので、スムーズに研修を進める
ためのお手伝いができ、良かったと思っています。


最初は硬かった受講者の方々も、だんだんと雰囲気が良くなっていき、
昼休みには海に入った人もいたり、帰りの社内はお酒も入って
それなりに盛り上がったようでもあります。

私は裏方でしたのでまだ気楽でしたが、表でがんばっていた方々は
さぞや大変だったでしょう。本当にお疲れ様でした〜。


受講者のアンケートを読ませてもらうと、それなりの好評価。
色々と反省すべき点もありましたが、全体としては成功だったのでは
ないでしょうか。
また来年もやるみたいな話が出てきて、ちょっとそれはそれで
怖いのですが・・・。
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2008年08月23日

ちと悔しい

来週、中国・蘇州への出張打診を受けたのだけど、
断らざるを得なかった。

理由は、「パスポートがないから」…


二年前に期限が切れて、それ以来海外に行ってないもので。
こういうことがあると分かっていたら作ったのに。

そもそもうちの部署は基本的に海外出張なんてない部署なので、
そんなこと考えもしなかった…



まあ、中国に行きたかったのか、と訊かれたらそうでもないのだけど、
その仕事自体はとても興味があったので、こういう理由で逃したのは
ちと勿体無かったなあと思う。


次のチャンスを捕まえるためにも、パスポート取っておいた方がいいかしらん!?
プライベートでも予定はないんだけど…
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2008年08月14日

プロの車掌さん!

昨日の朝のこと。
地下鉄東西線が人身事故で不通になっている
区間がありました。
私の乗っていた半蔵門線では、
「東西線○○〜△△区間が不通になっております。
振替輸送をご利用下さい」
とのアナウンス。ここまではよくある風景。

でもその後びっくりしたのは、続けられたアナウンス。
なんと車掌さん、不通区間の一駅一駅について、
どこでどう乗り換えたらいいかの説明を始めたんです!

「日本橋へお越しのお客様、次の表参道駅で
銀座線にお乗換えください。
茅場町へお越しのお客様、このままこの電車を
ご利用いただき、水天宮前駅が徒歩10分と比較的近い
駅になります・・・」

といった具合。

路線図を見ながら言っているのか頭の中で考えて
言っているのかは分かりませんが、駅と駅の位置関係、
バスの路線なども頭に入っていないととても出てこない
説明の数々に、東西線に乗る予定のない私も感動して
聞きほれておりました。


すごいっす。


不通が発生した場合、自分がどう動くべきか、
咄嗟に判断するのって結構難しいですよね。
あんまり考え込んでると、降りるべき駅を過ぎてしまったり。
普段乗らない線だと尚更。


そういう時に、こういうアナウンスがあると助かりますよね。
これこそ、プロの知識とサービス精神だなあと感じました。
#ま、その分説明が長くなるので、うるさいと感じた人も
#いたかもしれないけど・・・
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2008年06月17日

我が社の女性たち

ダイバーシティ推進の役目をおおせつかって、
現在社内の女性たちにヒアリングをしている最中です。


その中で気になるのが、若い女性社員の元気のなさ


まあ、IT企業ということもあり、女性社員も大半は技術者なんですが
やはり長く残っている女性社員はたくましい。
子育てしながら働いている人は、その人その人に「哲学」のような
ものがあり、 

「これが私!」

というものがある。


子育てしていなくても、経験の長い女性社員はそれなりの立場に
いる人も多く、そういった人はそういった人で、人を使う立場として
忌憚のない意見をくれます。
違う視点からの意見には、なるほど、と思わせられます。



それに比べると、若い女性社員たちは、

残業に追われて疲れきっていたり
周りにあまり女性社員がいなくてロールモデルを見つけられなかったり


ということがあって、


「子ども産まれたらもうここで仕事を続けるのは無理かも」


と思っている人がなんかすごく多い。


これは、我が社にとって損失ですよ!!


我が社は大手ではないので、特別女性に対する支援が手厚いわけでは
ありません。
そこをどうにかしようというのが今回の活動でもありますが。


制度を手厚くするのも必要なのかもしれないけれど
(これも、必要以上に手厚くするのはよくないと言う意見もあったり)

それよりも求められているのは、

「子育て経験者と未経験者の橋渡し」

ではないか、という感を強くしています。


もともと女性比率が10数%なので、部署によっては本当に
女性社員自体がいない、なんてこともあるんです。

客先常駐の人も多く、そうすると他のプロジェクトの人と会う機会すらない。


目に見える範囲がそんな状況だったら、そして他部署の人と
交わる機会がなかったら、一人で悩んであきらめてしまう人はいるだろう。

そういう人に、経験者の話を聞かせることができれば、勇気付けられて
もうちょっとがんばってみよう、と思えるかもしれない。

そういう人を一人でも増やせないか。


今、そんなことをつらつら考えています。

  
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2008年06月01日

映画「県庁の星」

昨日、テレビで放映されていた映画「県庁の星」を見ました。
この映画のことは今まで知らなくて、たまたま見始めたのですが
私にとってはとても興味深い題材でしたので、つい引き込まれました。


内容は、某県の県庁から、民間交流人事により半年間スーパーで研修を
することになったキャリアが、そこで出会ったパートの女性と
最初はぶつかり合いながらも、スーパーの不正を正し、閉鎖から救うと
言う話です。
(後で調べたところによると、原作とはかなり設定を変えているらしいですが)


この映画のテーマのひとつに「改革」ということが言えるのが、
私に興味を抱かせた理由だと思います。


やる気のない店員、不良在庫が山と積まれ、行政からたびたび
改善勧告を受けながら変わらない、閉鎖寸前のスーパー。

かたや、「前向きに検討させていただきます」と言いながら
書類をゴミ箱に捨てる県会議長。


組織における「改革」とは何か、
どうやったら成し遂げられるのか、


私自身の仕事も「改革」が常にテーマになっているので、
自分だったらどういうアプローチで行くだろうか?と考えさせられました。


また、織田裕二演じる主役の野村が、鼻持ちならないエリートから、
さまざまな軋轢や挫折を経た末にスーパーの惣菜担当に頭を下げるまでに
変化したこと、
議会の場で知事に「研修に行って何が得られたか」と聞かれ、

「素直に聞くこと、素直に認めること、
 何かを成し遂げるためには、仲間が必要なことです」



と答えたこと。
これも印象的な「改革」でした。


何かを改革すると言うことは、時間も気力も必要だし、
へこたれそうにもなるけれど、また明日からがんばろう!という
気持ちにさせられました(単純・・・)。



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2008年05月15日

ダイバーシティ推進!

会社でダイバーシティ推進に取り組むことになり、
そのメンバーになりました。
子どもがいる女性社員ってあたりが理由らしい。


ダイバーシティって言うだけならカッコいいですが、
推進するとなると、

・どこをターゲットにして
・何を実施すれば

効果が上がるのか、その見極めが難しいですね。


当社は女性比率2割、
千人規模なのに役付女性は限りなくゼロ、
という企業なので、やはり女性の登用のあたりから
手をつけることになりそうです。


どうせやるなら、社員の意見も色々聞いて、
効果的に吸い上げていきたいですね。
そして、より働きやすい会社になれば、と思います。
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2008年05月06日

今までとこれから

あまりゴールデンっぽくなかったGWでしたが、今日で終わりですね。
皆様どのように過ごされましたか?

私は、ここ数年はもっぱら家族サービス(娘サービス?)の日々と
化しておりますが、混んでいる場所が好きではないので、わざわざ
遠出したりすることはあまりありません。

が、今年は珍しく、新江ノ島水族館やら、こどもの国やらに行きました。
お天気がいまいちだったせいか、思っていたほどは混んでおらず、
また早めに行ったこともあってそれほど待たされることもなく、
快適に過ごせました。
娘も大変喜んでくれて、そろそろ思い出が記憶に残る年代でもあるし、
できるだけこういう時を一緒に過ごしたいものだと思います。



さて、明日からまた仕事ですが、先日上司と面談がありました。

前から書いていますが、年明けから新設部署に異動しています。
ミッション自体をまず明確にさせるところから始めなくてはならないなど
新設部署としてのゴタゴタも色々とありましたが、ようやく成果が
形になって現れてきつつあります。


そうとはいえ、実は当初、私には不満がありました。
昨年上司からこの部署への異動を打診された時に聞いた話と違う、
という点があり、それが私にとってはかなり大きな意味を持つ部分で
あったからです。


でも、そこに対して文句を言っても、単なるわがままと受け取られ
かねないということと、意地でもその点を動かそうとすると部全体に
迷惑がかかりかねないという部分があったため、まずは与えられた
ミッションをきちんと形にしよう、ということを念頭において今まで
やってきました。
そして実際に、いくつか成果を出すことができました。


上司との面談では、今だったら言ってもいいだろうと思い、
その点についても切り出してみたところ、上司も真摯に対応してくださり、
私のポジションを今後少し変更して、より広範囲の仕事を手がけることに
なりました。


自分のこれからの可能性がさらに広がっていくようで、わくわくしています。
連休明け、新たな気持ちで仕事に取り組んで行きたいと思います。




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2008年04月14日

人事向けセミナー

現在の部署では、社外セミナーを積極的に受講することを
推奨しています。


そのため、色々と調べている中で、世の中には
「人事向けセミナー」というものが
数多く存在していることを知りました。


たいていは、研修会社や人事コンサルティング会社が
自社サービスを事業会社に売り込むためのもの。
(だから、同業他社お断り、というものが多い)


でも、著名な教授や社長さんの講演があったりして、
しかもそれが無料の場合もあり、結構オトクです。
有料でも会社が出してくれるので、とても有難いです。

(フリーランスの夫が何から何まで自腹を切っているのを見ていると、
会社が何かをしてくれるということがどれほど恵まれていることか、
そしてそれを多くの会社員は気づいていないということを実感します)



今年は人事系の部署にいるので、会社に感謝しつつ、
ここぞとばかりに受講してます!
 
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2008年03月10日

昔取った杵柄!?

久しぶりに、ITの技術研修を受けています。
私は現在は教育部門にいますし、IT技術に関する研修は
担当していないので、最近すっかり技術とは疎遠になって
いるのですが。

なぜ今回研修を受けようと思ったかというと、
やはり現場の技術者と話をしていて、当然のように出てくる
言葉や考え方があるわけです。
それも、最新の技術とか。

私が間接部門に移ったのはもう6年前なので
新しい技術についてはほとんど分かりません。
が、話についていけないのは困るわけです。
細かい実装の部分まで知っている必要はすでになくても
やはり前提とされる部分や、いろいろなプロジェクトで
問題を起こしやすい部分などについての通りいっぺんの
知識は持っているに越したことはない。


そんなことを思っていたときに、ちょうどそういうニーズを
満たす研修があったので、受講していると言うわけです。

webサイトの機能や動き、設計についてや、Javaや.NET、
AJAXのさわりなど、今まで何となく聞いてはいても
ちゃんとは分からなかった部分について、腑に落ちる感覚です。
設計の演習なんかもあるのですが、意外にも覚えていることが
多かったりもして、昔取った杵柄、と言う言葉が浮かびました。
レベル的にもちょうど良く、知識を整理するのに役立っています。
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2008年01月30日

4つの”ジンザイ”

昨日の記事に書いたセミナーで、
ひとつ興味深い話がありましたのでご紹介します。


題して、 「4つの”ジンザイ”」 。


ジンザイには4つあります。

レベル1:「人罪」・・・他人の足を引っ張る。

レベル2:「人在」・・・言われたことだけをする。

レベル3:「人材」・・・付加価値を生み出しうる。

レベル4:「人財」・・・自分の頭で考え、多くの付加価値を生み出す。



最近は、あちこちで「人財」という文字をみかけることが
多くなりました。
これは、レベル3の「人材」からさらに一歩踏み出して
会社の、あるいは社会の財産たるべき”人”となり、
財産たるべき付加価値を生み出せるようになりましょう、
という希望をこめているわけですね。



あなたはどの”ジンザイ”ですか?


そして、どの”ジンザイ”になりたいですか?



ちょっと考えてみて下さい。
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2008年01月29日

会社の視点と個人の視点

昨日、人的資源管理に関するセミナーに参加してきました。
神戸大学大学院経営学研究科上林教授の、
人的資源管理についての講演がお目当てです。

内容はキャリアカウンセラーの講座で習ったことと重複している
部分もあり復習になったのですが、つくづく思ったことは
同じことでも、見る方向によって全く違った問題になるということ。
(先日の新聞読み比べの記事でも書きましたけど)


社員がどう経験を積むかということも、社員から見れば
個人のキャリアの問題ですし、企業側から見れば
「こういう人材が何人必要か、何人育てられるか」という
経営の問題。


私自身は、企業の教育部門に在籍していることもあり、
経営層の方針を現場に落としていく通過点に位置しています。
そういう意味では、経営側からの視点で見ていることが多いです。
(経営層の考え方を知るにはとても勉強になる立場です)

しかし同時に、現場で日々努力している社員ひとりひとりの
話を聴いてもいるわけで、その時は
「この人自身がよりよく職業人生を生きるためには」という
視点も必要。


社外の第三者として関わるカウンセラーと違って、
企業内にいる立場で社員と話すときは、社員の「個人の想い」
のみを掬い取るわけには行かないのが辛いところです。
自分は、いったいどちらの味方なのか?と感じたり。

いや、味方とか敵とかそういうことではないんだろうけどね。


そもそも「人的資源管理」なんて表現そのものが
企業から見た発想で、人をモノ扱いしているようにも
見えますよね〜。


そんなわけで、自分の立ち位置については、色々と
考えるところが多いです。
posted by nyoro at 13:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月12日

新しい部署に異動して

新しい部署での仕事が始まって最初の週が終わりました。
いろいろなことが、少しずつ起動しています。


部署自体が新設で、メンバーも色々な部署から集まってきており、
顔見知りの人もいれば 初めての人もいて、4年ぶりの異動は新鮮。


部署自体が新しいということは、

すべてをここから作り出していく

わけで、それぞれが持ち寄った継続業務やら得意分野などを
確認しあいながら、部署の役割、各自の役割をだんだんと明確に
していっています。


少しずつ、他のメンバーの個性も見えてきて、私自身の部署の中での
立ち位置を考えているところ。
蓋を開けてみたら

話違うじゃん!!ちっ(怒った顔)


ってこともあって、まあ会社ってそんなもんだよね〜と思いつつも
いかにこの立場をうまく使って成果を出していこうか?と考えています。


やっぱり私は、

イチから作り上げる仕事が好き!わーい(嬉しい顔)

なんだなあとつくづく思いました。


新しい名刺も届きました。
キャリアカウンセラー資格を取ってから初めて名刺を作り直したので
(経費削減のため、異動でもなければ作らせてもらえない)
やっと!資格入りの名刺になりました。やっぱり嬉しいですね〜。


さて、来週も作戦会議です。
 
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2007年12月15日

起きつつある変化

最近落ち着かない毎日を送っている理由のひとつに、
仕事上の変化が訪れようとしている、ということがあります。


今はまだ確定していないのではっきり書けないのですが、
来年は私の目指す方向に近づくための、いい修行の年になりそうです。
昨年あたりから種を蒔いてきたことが、やっと少し形になりそうな
気がしています。


後から、「結果的にあの時変化があった」ことに気づくことも
ありますが、今、自分に変化が起きつつあるその瞬間瞬間を
味わっているという体験も、そうそうしょっちゅうあることでは
ありません。
なので今は、落ち着かないながらも次のミッションに向けて
武者震いしつつ、準備を進めているところです。


これだけでは何がなんだか分かりませんね。すみません。
確定したら、またお知らせできると思います。

今日はこれにて。

 
 

posted by nyoro at 21:49| Comment(1) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月05日

体験談を求める人たち

先だって行われたトライアル研修は、若干のトラブルはあったものの
成功裏に終わったと言えるでしょう。


今回の研修は、8割くらいが演習(個人演習+グループ討論+発表)で
残り2割が講義でした。
講義よりも演習が多いほうが研修としては効果があるし、受講生からも
好評であることが多いので、研修の構成としては良かったのだと
思っています。


しかし、アンケートを読む限り、若干の違和感を感じずにはいられま
せんでした。
というのは、「体験談をもっと聞きたかった」といった論調のものが
多かったからなんです。
(私からすれば、講師の方は講義の時間を削ってまで体験談を十分に
お話してくださいましたよ。それにも関わらず、ということです)


もちろん、経験豊富な講師や、全く違った業務をしている他の受講生と
議論することで、自分の視野が広がることは間違いないです。
それは否定しません。


ただ、講義の部分でもかなり重要な方法論やエッセンスが説明されて
いたのですが、そういった部分に対する興味と言うのがほとんど感じ
られないのです。
本来知っているべき知識を知ろう、という意思が感じられない。
それよりも、やたら人の経験談ばかりを聴きたがる。
そんな風に感じられました。


正直、経験談「だけ」を聴きたいなら、研修じゃなくてもいいんじゃ
ないの?と私は思ってしまうわけです。
そんなのは、周りにいる20年選手くらいの先輩や上司をつかまえて
話を聞けばいろいろ出てくるはずではないですか?


それが、まるで飢えた狼のように「体験談、体験談」と言っている
様子を見ると、ちょっと度を過ぎているようにも感じられて、
普段そういう機会ってなかなかないのかなあ?
「OJTの崩壊」とか「コミュニケーションの衰退」なんて言葉と
もしかしてつながってたりするのかなあ、と思ってしまったのです。



むろん、昨今の短納期・低コスト化などを受けて、現場の技術者たちに
対するプレッシャーは強くなる一方です。
しかも、こういったエンタープライズ系システムを扱う会社では、
類似事例はあっても全く同じケースはなく、「こうすれば絶対いける」
というものもない訳で、そこを救えるのは先達の体験談なのかも
しれませんけれど。


単に私が飛躍して考えすぎているだけならいいのですが。
机上の知識だけに囚われすぎることもなく、経験談だけに偏ることもなく、
バランスの取れた知識を持つ技術者になってもらいたいなあというのが
私の願うところですので。
 
 
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2007年11月21日

他者の時間を奪う人たち

昨日は研修のキャンセルについて書きましたが、
今日は遅刻について書こうかと思います。

遅刻する人、多いです。本当に。
遅刻者ゼロで始められる場合の方が少ないくらい。


むろん、色々な制約や事情があるでしょう。
電車が遅れることもあれば、午後からの研修なら
その前の用事が押してしまうこともあると思います。
それは私にも経験があるし、仕方がないことだと思います。
(かといって、遅刻してきても悪びれず堂々と入ってきて
ほしくはないですが)


が、社内研修をしていると、いつも同じ人が遅れるな、
ということが分かってきます。
そういう人は、最初の開始時刻だけでなく、休憩後なども
毎回毎回遅れて戻ってくることが多いです。
結局のところ、時間にルーズということなのでしょう。


昨日も、少なくない人が朝の開始時刻が過ぎてから
「のんびりと」やってきました。
つまり、「自分が遅刻して、他者に迷惑をかけている」と
いう意識がない
のです。

昨日は受付があったり、最初にアイスブレークとして
受講者同士の自己紹介から始まるため、さすがに始める
ことが出来ず、講師の方をお待たせすることになって
しまいました。
その分もちろん、研修の終了時間も後ろに延びました。


そこで、昨日の終了時に、「明日は時間通りに始められる
よう、早めに来るように」ということを申し伝えました。


しかし、今朝もやっぱり数名が遅刻。それも、予測はして
いましたがやっぱり昨日と同じ人たち。

今日は待たないことにしたので、時間通りにドアを閉め、
講師の方に開始をお願いしました。
遅れて部屋に入ってきた遅刻者は、さすがに慌てて席に
つきました。


IT業界自体が、時間にルーズなことは間違いないと常々
思っています。
技術志向が強く「成果さえ上げればいいだろう」と、そもそも
勤怠を軽んじる人もあれば、プロジェクトが多忙でだんだん
夜型になり、朝の出社時間がルーズになる場合もあります。

客先などでは、遅刻者に対するクレームもよくあります。
仕事以前のところで受けるクレームは、最も恥ずかしいと
私は思っています。



私は早め早めに動く人間なので、こういうルーズな人たちの
心理というのは正直分かりません。
そういう人たちにすれば、「たった一分くらい何をカリカリ
してるの」ということになるのでしょうが、そういう人は

人を常に待たせ続け、
相手の時間を奪い続けている


ということに多分気づいていないのだと思います。


自分一人で完結することであればどうぞご自由に
遅刻でも何でもしてください、と思いますが、
多くの場合は、他者に迷惑をかけることになるのでは
ないでしょうか?

仕事以前のところで信用を無くすようなことになるのは
もったいないのでは、と思うんですが・・・。


心当たりのある方は、ちょっと考えてみてください。
posted by nyoro at 22:21| Comment(6) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月20日

研修のキャンセル

今日と明日は社内研修の実施。
といっても今回は私は講師ではなくて、外部の研修ベンダーに
お願いしている研修です。
私は事務局として、ベンダーとの折衝や受講者管理などを
担当しています。


毎回研修の度にあることではありますが、運営側として
頭が痛いのがキャンセル問題

今回は、定員20名の研修で、一旦は22名の応募が
あったのですが、直前になってキャンセルが続発し、
結果キャンセルは7名。
うち2名は代理出席があったので最終的に17名の出席に
なりましたが、結構今回はキャンセル率が高かったです。
(2日間研修だからかもしれませんが)
ベンダーには20名分で支払いをしているので、3名分は
無駄になった計算になります。

また、チーム編成を必要とする研修なので、今日の朝まで
変更が相次いでバタバタした感じにもなりました。


キャンセルの理由は通常「業務都合」が多く、そう言われて
しまったら、それ以上こちらとしては追及はできません。
実際、トラブルが起きたりする場合もあるでしょうし、
何とか出席したいと思ってぎりぎりまで頑張ったんだけれども
どうしても片付けなければいけない仕事が片付かなかった
のかもしれません。

その理由や心理までは、こちらでは本当のところは
分からないので、先方が述べる理由を信用するしか
術がありません。


が、そもそも研修にあまり時間を割かないのが
企業風土でもあり、現場が研修を軽く考えているフシも
ないではないのです。
私が現場にいたころも、特別キャンセルしなければ
いけないほど忙しくないにも関わらず、「めんどくさいから」
というノリで直前になってキャンセルする人もいました。
代理の方を出してもらうだけでも全然負荷が違うのですが、
そういう人は代理の人を探してくれるまでもありません。


お金を自分の部署やプロジェクトで払って参加する
外部の研修は、「参加しなければもったいない」気持ちに
なりやすいですが、社内研修というと、「お金がかかっている」
という意識を持たなくなる人がいるのは残念です。


社外研修であっても、自分の懐は痛んでいないし、
「そもそも俺が行きたくて申し込んだんじゃない、
上司に行けと言われたから仕方なく来ているんだ」という
態度の人も残念ながらいるわけです。


今回のような外部ベンダーのオンサイト研修に限らず、
私がやっているように社内講師による研修もありますが、
どうも研修というものは「受けるべきもの」という認識を
持ってもらうのが難しいと常々感じています。

社内的には「必須研修」とされていても、毎回集客に
苦労しますし、自分が対象になっていても、あの手この手で
逃げまくる人も一定の割合で存在します。


研修というのは、すぐに効果を測るのが難しいので、
どうしても積極的に投資をしたり時間をとったりする気に
なれない、ということはあるのでしょう。

が、どうしても仕方ない場合は別として、直前になって
キャンセルするのは、マナーの問題としても避けてもらいたい、
と運営側としては強く思います。
posted by nyoro at 18:43| Comment(3) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月04日

新人たちの成長

私が講師を務める定例研修に、今年の新人さんたちが
徐々に参加してくるようになりました。
また、別の場所でばったり会ったり、参加した飲み会で
たまたま一緒になった、ということもありました。
(うちの部署は新人はいないのですが)

新人研修で教えたときは、まだ現場を体験していないためか、
まだまだ学生っぽさが抜けないでいた彼ら。
しかし、3ヶ月たった今、ちょっと大人っぽくなって、
受け答えもしっかりしてきて、確実に「社会人」になっている
彼らの姿を目にしています。

そんな彼らに、「お久しぶりですー」なんて声をかけてもらえる
時は、研修講師冥利につきますね。

時期的にも、自分のことでやっとだった時期が過ぎて、
少し落ち着いてきて周りが見えるようになった時期。
彼らなりの問題意識や、悩みも出てくる時期でもあります。

どんどん守備範囲を広げ、悩みや葛藤を乗り越えて、
大きく育って欲しいなあ・・・となんだか母のような気持ちに
なるのでした。
posted by nyoro at 09:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする