2008年09月02日

丈夫になったな〜

今日は、本当に久しぶりに、
「子どもの病気」が理由で会社を休んでいます。

娘は現在年長さんですが、
思い返してみると、よくぞここまで丈夫になったな〜と思います。


0歳から保育園で集団生活をしていたせいか、
2歳くらいまでは本当によく病気をしました。

溶連菌感染症、ヘルパンギーナ、水疱瘡。
ウイルス性胃腸炎で脱水症状を起こして入院したのは
私が仕事に復帰した翌月。


働いているお母さんは皆そうだと思いますが、
有給休暇の残りを数えてハラハラしたり、
大事な会議をすっ飛ばすはめになったり・・・

そんなことを繰り返しているうちに、「子どもの病気」で
会社を休むことは自然と減っていることに気がつきました。
最近は幼稚園の行事や当番で休むほうがよっぽど多いかも。



幼稚園から集団生活を始めたお子さんは、よく体調不良で
幼稚園をお休みしますが、うちの子は保育園時代にもうその段階を
経験し、すでに通り過ぎているようです。
幼稚園のママさんたちからは「お子さん丈夫よね〜」と言われますが
単に早く免疫がついたということなのでしょう。


病気で休んでいるとはいえ、本人はいたって元気なので(汗)、
今日は一緒におやつを作る予定です。

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2008年05月24日

地域とのつながり

最近、大事にしようとしているのが、

幼稚園ママさんたちとの交流。


今住んでいるところは、7年ほど前に引っ越してきたところ。
地縁もなく、子どもができる前は知り合いさえいませんでした。
ずっと仕事をしていると、それでも困らないので、
特に気にしてもいませんでした。


職場復帰時に子どもを預けたのは無認可保育園だったため、
保護者会もなく、一時預かりの人も多いので挨拶程度。


子どもを幼稚園に入れた当初も、専業主婦の方々とWMの自分では
話題も合わないだろうし、何よりも物理的に時間がないから、
そこそこのつきあいでいいや、何かあったとき聞けるくらいの人が
いれば・・・と思ってました。
(実際は同じWMで気の合う方がいたのでラッキーでした)


しかし、子どもが来年は小学校に入ろうと言う時期にもなると、

気になるのは子どもの安全。

今まで常に誰か大人が一緒にいたのが、そうではなくなるのですから。
(本当にこの子が来年から独りで通学?と思うと不安〜)


そうなると、やはり地元の知り合いは多いほどいい。


それに、小学生のお子さんを持つ方々に聞いたところ、

小学校に上がってからは親同士の交流はほとんどなくなる、
親同士のつながりを作っておくのは幼稚園時代が肝心


と言われました。


そっか〜、そうなのか〜。


ということで、今年は少し幼稚園での交流を増やそうと決意。
とは言っても平日のお付き合いはなかなかできないのですが
幼稚園の保護者会や行事の後に時間が取れる時は遊ぼうね〜、
と仲良くなったクラスのお母さんたちと話していて、
昨日もスイミングのお手伝い当番だったのでその後さっそくランチ。


うちの娘と仲良くなった子のお母さんが気のいい人で、
最初から親しく話しかけてきてくれたので、幸先のいいスタートです。
(昨年は入園したばかりで、とても自分に余裕がなかったので)


同じ小学校に行く予定の子もクラスに何人かいるので、仲良くなれたら
いいな〜と思っているところです。


  
  

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2008年03月22日

娘の成長に思う

私の娘は、先日幼稚園の終業式を迎えました。


昨年4月に年中で入園して一年。
幼稚園は共働き向きにはなっていないため、
祖母の助けも借りつつ何とかやってきましたが、
毎日お迎えや行事、当番などの段取りで頭が一杯、
綱渡りの一年でした。
(それでも6時までの預かり保育がある園なのでまだ良かったですが。
というか、そうでなければ幼稚園にはとても入れられない)


過ぎてみればあっという間の一年。
そして、娘はこの一年で飛躍的に成長しました。
それこそ、一年前には考えられなかったくらいのスピードで。


子どもを見てていつも驚かされるのが、その成長スピードなんですよね。


昨日出来なくて泣いていたことが、今日は出来るようになっていて、
「おかあさん、みてみて〜」と得意そうにやって見せる。
その笑顔。


大人になると、「日々自分の成長を実感する」
ということが難しく感じられたりすることもありますが、
子どもを見ていると、自分にもまだまだ成長の余地はあるな、
負けていられない!と思います。


4月から娘は年長。そして一年後には小学生。

「一年生の壁」という言葉もあるとおり、
一年後は娘にとっても私にとっても正念場となりそうな時期。
その時期に向けて、今から考えておくことも一杯。
でも、きっと何とかなるだろう、と楽天的に考えています。
今までだって何とかやれてきたのだから。


これからも母親として、社会人として、
娘と一緒に成長していきたい、と思います。
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2007年10月09日

頭の中のバランス

ワーキングマザーをやっていると、まったく違うことを一度に
考えなくてはならない時が多いです。


明日の仕事の打ち合わせをどのように進めるかなあ。
あの資料、明後日までに作らなきゃ。
あ、幼稚園の運動会に向けて、玉入れの玉を作らないと。
今度の芋ほりまでにスコップを買わないといけないんだった。
そういや美容院ももう4ヶ月行ってないから行きたいなあ。
でもここのところ出ずっぱりだから夫に子守を頼みにくい・・・


こういう立場になってから、スケジュールをパズルのように組み立てて
いかに無駄なく効率よく物事を進めるか、ということが当たり前に
できるようになりました。
(それまでのやり方がいかに生ぬるかったかってことなんだけど)


特に平日に休みを取った時なんかは大変。
平日でないとできないこと、一人でないとできないことなんかを
まとめて片付けるので、会社に行っているより忙しかったり。
すっごく貴重な、生産性の高い一日になります。


例えば地元にしかない銀行の通帳記帳や契約、解約などの処理。
役所関係。
急いでないけど、なかなか行けなくてそのまなになっている病院。
幼稚園のスイミング当番と娘のピアノのレッスン。
たまには専業主婦友達とのお付き合いも。


ちょっと時間が余れば、所用の帰りに映画を見たりすることも
たまには可能。
あ、この前は午前中で用事が早めに済んだので、夫と映画を見たな。
久しぶりのデートとでも言おうか。


こんな感じで、会社員、妻、母、自分自身と、立場はくるくる
変わっていきます。
頭の中もそのつどくるくる変わっていきます。

それぞれの立場によって、全然違う思考を必要とするのです。
ここでうまいこと頭の中のバランスを保つのが大事。


これができないと、仕事に没頭して娘に泣かれたりするし、
自分の読みたい本を読む時間がない〜!とイライラしたりもします。


でも、自分はこうやって、いくつもの立場のバランスを取りながら
やっていくのが好きです。
どの立場が強くなりすぎても、特定のことで縛られて苦しくなったり
するのです。


よくワーキングマザーは

「会社のストレスは家で解消し、家のストレスは会社で解消する」

と言うけれど、いくつもの自分を持っているからこそ、バランスが
とれた自分でいられる、と思うのです。
育児休業中の苦しい想いを思い出すたび、今の自分はこれでいいんだ、
と思えます。


とはいえ、日曜日に読書に没頭して娘に怒られたりするんだけど・・・



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2007年04月01日

子育ては一人じゃできない

最近どうにも気になっているのが、
「母親がスノボに行っている間に火事で2歳の子が亡くなった」事件。
当初は身勝手な母の・・・なんて報道されていましたし、
私もそういう感想を持っていましたが、
その後日談を読んだところ、少々事情が違うようです。


両親の反対を押し切って結婚したが夫は家を出ていて、
「自分一人で子どもを育てよう」とがんばっていたらしい。
検診もきちんと受けさせていた、とのこと。
たまには息抜きがしたい、と3年ぶりのスノボだったそうです。
昼間一緒にいたいからと、夜中に居酒屋で働いていたそうですが、
夜中に一人で寝かせておいて出かけても今までの半年間けがをする
こともなく、母親に危険性の認識は薄かった、とのことで起訴猶予処分に
なったそう。


一人でがんばって育児していて、たまには息抜きしたい、という
気持ちはすごくよく分かる。
息抜きしまくりの私としては、それは必要なことだと思います。
でもね、やっぱり2歳の子を一人にしてはいけないですよね。
スノボの17時間もそうですが、この半年間の仕事中も。


結婚を反対された手前、両親には頼れなかったのかもしれませんが、
それでもまだまだ誰かが常についていなくてはならない年齢。
一人で24時間そばにいるなんて、できっこない。


どうして、「一人で育てる」ことにこだわっちゃったのかな?
他人の手を借りること、考えなかったのかな?
そう言う手段があることを、知らなかったのかな?
それすらもしたくないほど、子どもと一対一の生活を大切にしていた?
周りの人も、そういう親子の生活に誰も気づかなかった?
友人達も若くて、そういうアドバイスが出来る人がいなかった?


子育てって、一人じゃできないですよね。
物理的にも、情緒的にも。
もし彼女がこの先また親になることがあったら、
今度は人に頼ることをもう少し考えられるようになって欲しい、
と思いました。


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2006年10月02日

働く女性が陥りがちな罠(その5)

久しぶりに、このシリーズ行きたいと思います。
(書くの結構大変なので、気合いがないと書けない)
前回はこちらをご覧下さい。

さて、職場で復職した女性や、ネットでのWM仲間を見ていると、
「自分だけが家事・育児を背負っている」女性、本当に多いです。
もちろん、専業主婦でもそう言う人は多いと思いますが、家事・育児をして
さらに仕事となると、本当に時間が足りないんですね。絶対一人じゃ回らないんです。
なのに一人で担ってしまって、煮詰まっているWMは結構多い。

「主人は激務で毎日午前さまなので当てにならないんです」
と言う人も多いです。
確かにさもありなん、とも思います。が、それで済ませてしまっていいんでしょうか。
自分の家でしょう?自分の子どもでしょう?激務だってことがすべての免罪符に
なるのかなあ?
意識の問題もあるんじゃないでしょうか。奥さんだけに全てを任せるなんておかしい。


「働いてくれなんて頼んだわけじゃない。家事や育児をちゃんとやるという条件で、
働かせてやっているんだ」
という、一昔前のような思考を持った男性もまだまだ多いのが現実。
さらにタチが悪いのが、「俺は妻が働くことに理解がある」と自画自賛している男性。
その意味は「理解はするけど、俺は家事はやらない」ってことなんですね。

ちなみに、妻が夫に言われて一番腹が立つ言葉は、「手伝ってあげようか?」なんです。


「手伝う」という発想になることそのものが、
「自分がやるべき仕事だと思っていない」ってこと。



夫がまず変わるべきなのは、ここでしょうね。
妻はどんどん意識改革しているのに、夫がついて来られない。その結果は、熟年離婚です。


では、それを防ぐためにどうしたらいいでしょうか。


「家事・育児は一緒にやるもの」という意識を夫に植え付け、
家の中でルール化してしまうこと



だと思います。それもできれば新婚当初から。
こういうルール化はとっても大変ですが、これをしないと妻「だけ」がもっと
大変になります。


我が家の例ですが、新婚当初から
「食事の準備を一方がしたら、もう一方が方付けをする」
ということを決めています。
とはいえ、夫が担当すべき皿洗いをせずにシンクにためたまま・・・なんてことは
よくありました。

しかし、私はそこで絶対にやってあげませんでした。
やってあげると、それが当たり前になってしまうからです。
気持ち悪いですが、皿はシンクにためたまま違う皿を出すか(ほとんど意地)、
夫に「お皿たまってるよ」と言って洗ってもらう。

ま、このへんでよく喧嘩して、結局皿洗い機を買ったわけですけど。
でも夫は、皿を皿洗い機に入れるのは楽しいようです。だから結果オーライ。
こういう風に、お金で解決できることもあります。

何かして欲しい時は、二つ案を提示して、どちらか選んでもらうんです。
「やらない」という選択肢は持たせない。
「洗濯もの干すのと、掃除機かけるのと、どっちがいい?」って感じですね。



夫をしつけるのは大変です。一部のよっぽど気がつく人を除いては、
「妻に見えていること(家事)も、夫には見えていない」ことがほとんどです。
そこで妻が我慢できなくなって対処してしまうと、夫は「自分がしなくてもいい」と
覚えてしまいます。
だから、時間をかけて、「見える」ようにさせていかないといけないんです。


特に大事なのは、子どもが産まれてからの早い時期。
できるだけ沢山のことを、夫さんにやってもらいましょう。
1日くらい子どもを預けて出かけられるように、夫さんを仕込みましょう。
そうしないと、子連れでないとどこにも行けなくなります。それこそ美容院すら。
(ま、完全母乳だとその間はどっちにしても難しいですが)


産休・育休中などは、「子育てのために休んでるんだろ?だから俺はやらないよ」
などと言う輩もいるわけで。
「休」なんて大嘘です。ちっとも休めないです。
2時間おきに泣く赤ちゃんにつきあって、睡眠時間さえろくに取れないんです。
ただでさえ、母体はなかなか元通りにはならないんですから、夫さんの手を借りて
きちんと休ませてもらうべきです。


「どうしたらいいか分からないよ」と言われるかもしれません。
でも、「私だって分からない」と切り返しましょう。
母だから分かる、父だから分からないなんてことはない。
むしろ、産んでない夫に父親の自覚を持たせるため、じゃんじゃん世話をして
もらいましょう。
とにかく、最初が肝心です


結局は、妻側がどれだけ辛抱強く夫をしつけられるかに、復帰後の運命は
かかっているのではないでしょうか。

(むろん、どうにもならない夫達もいることはいます。何も言わなくても
優秀な夫達もいます。しかし、大多数はその狭間ではないかと思います)


それとは別に、私がこの記事で書いたように、会社が「夫を家に帰す」努力をする事も
大事なんですよね。
「仕事で忙しいんだから育児なんかできない」って、どう考えてもおかしいですから・・・。
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2006年09月12日

WM流・時間の作り方

私はよく、いろいろな人から
「仕事もして家事もして、ブログやSNSもやって、本もいろいろ読んでるし、
よくできるね〜。どうやって時間作ってるの?」と聞かれます。
なので、ちょっと今日はそのテーマで書いてみますね。

と言っても、そんなに特別なことをしているわけでもないし、
実際時間は足りない!といつも思っています。



毎日の過ごし方は、こんな感じです。

朝5時半起床。6時過ぎに娘が起きてくるので、その前にできるだけ支度を済ませます。
娘が起きてくるタイミングによって、一緒に朝食を取ったり、遊んだりし、
7:20前後に家を出ます。
娘が「お母さん、いってらっしゃい」と手を振って見送ってくれます。

娘の保育園送迎は自営業で時間の自由がきく夫の役割。
ここは、世のWM達と比べるとかなり楽をしています。夫に感謝!



現在の仕事は残業の少ない部署なので、19:00過ぎにはだいたい帰宅できます。
この時点で娘と夫はすでに食事中だったりすることも多く、私も加わります。

その後娘と遊んで、21:00頃寝かしつけ。
私が家にいて、娘が起きている間は娘を最優先することにしていますので、
ここまでは、自分のことをする時間はほとんどありません。

娘の相手をしつつ、新聞をちらちら見たりすることはありますが、
「お母さん、新聞置いて!」って言われてしまいます(笑)。



さて、ここからが勝負。
「寝かしつけでいかに自分が寝ないか」がポイントなんです。

自分まで寝てしまうと、もう何もできず、気づいたら朝、という状態。
酷い時は、化粧も取ってない、歯磨きもしていない状態で朝を迎えてしまうことも。
運良く?夜中に目が覚めても、そこで起きだしてしまったらもう朝まで眠れない。
これは実証済みなので、そう言う時は諦めて寝ます。
そういう時に限って、夫も居間で行き倒れていたりするんです。これがまた起きない。


これは現在一番の課題でして、6〜7割の確率で負けてしまってます。
苦労している方、結構多いのではないでしょうか?
兄弟がいる場合は、子ども同士で勝手に寝かせることもできるようですが。

なので、自分が寝てしまいそうなことがあらかじめ分かっている場合は、
子どもと一緒に寝てしまいます。
その場合、4時に目覚ましをかけますが、起きられるのは半々くらいかな。
早く寝ても眠いものは眠いんですよねえ。まだ暗いし。



今日のように、無事に寝かしつけに成功すれば、そこからは私の時間!
このブログを書いたり、ネットやSNSの巡回をしたり、本を読んだり。

この夜の時間以外には、通勤電車が貴重な読書の時間ですね。
それから、集中してやらないといけないことがある場合、早めに出社して
仕事の前にやったりします。これが一番邪魔が入らないのです。

昼休みも、あまり外に行かない出不精なので、ランチの約束がある日以外は
さっさと食事を済ませてたまっている雑事を片づけたり、本を読んだりします。



ちなみに、テレビはほとんど見ません。欠かさず見ているのは大河ドラマくらい。
もともとテレビはそんなに好きじゃないんです。時間の無駄だと感じることが多くて。
夫がバラエティ番組が好きで見ているので、子どもと遊んでいる時に目に入って
きたりはしますが、わざわざ見たいとは思わないんですね。



それから家事ですが、平日の食事の支度はこれまた夫の分担。
私が帰ってくるまで待ってたら、子どもがお腹空いてしまうからってのが理由ですが。
週1くらいの頻度で私がお迎えに行くこともあり、その時は私が作ります。
お総菜で済ませることも少なくないですが、子どもの栄養が偏らないように、
ということは一応気をつけているつもりです。

皿洗いは食洗機がやってくれます。これは本当に便利です。
我が家はこれを導入して、ケンカがぐっと減りました。

掃除は平日はしません。週末に集中してやります。
週末に予定が入ると一週飛ぶこともありますが、気にしない気にしない。
気になる時は、気になった時に気になったところだけちゃっちゃっと。

洗濯は、2〜3日に1回かな。洗濯機が一杯になるのがそれくらいなので。
なるべく、やらなくても済むことはやらない、という方針です。
やろうと思えばきりがないので、多少のことは割り切って目をつぶる。
そうでないとやっていけないと思ってます。

こんな感じかな?



今一番犠牲になっているのは、やはり夜の外出でしょうかね。
飲み会などある度に夫と調整するのは、結構疲れます。
ダメとは言われないんですが、「いちいち調整が必要」ということが、結構
精神的負担だったりするんですね。

今年は週末にセミナーを入れていることも多いので、やはり夫に子守をお願い
することになるし、そうなると他の優先順位は下げざるを得ないです。

なので、友人と会うのは、できるだけ週末に子連れランチやお茶にしてもらう
ことが多いです。相手も子連れだったりすれば尚のこと。

これはもう一つ理由があって、平日はあまり娘と一緒にいてあげられないので、
週末は子連れでは無理な場合を除いて、極力一緒に行動するようにしているのです。

あと、妊娠前にやっていたスポーツクラブもまだ再開できていません。
子連れOKのスポーツクラブもあるところにはあるようですが、我が家の近所には
残念ながらないのです。
誰か作ってくれないかな〜?
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2006年09月08日

厚生労働白書による少子化の一因

厚生労働省の2006年版厚生労働白書が公開されましたが、
(私はまだ概要をちらっと見た程度です・・・これからじっくり読もう!)
その中で少子化の要因の一つとして、「育児世代の長時間労働」が挙がっている模様。
そんなの分かり切ってる事じゃない。何を今さら?って思ってしまいますが。

だって、夫達は朝早くから夜遅くまで会社の奴隷になっているわけで、
子どもを作るヒマも元気もないし、運良くできても子育ては妻達に任せっきり。

こんなんで、楽しい子育てなんてできないですよね。
大変なだけ、じゃあ要らない、ってなっちゃうでしょう。

政府の子育て支援というと、手当ての支給だなんだと、お金の支援ばかりに
スポットが当たりますが、これって的はずれだとつくづく思います。

だって、月5,000円の児童手当が月10,000円になったくらいじゃ、
「じゃあ子ども作ろうか」なんて気にはならないでしょ。
対処療法程度にしかなりません。「ないよりはマシ」って程度。


私が常々思っているのは、

「少子化対策をしたいなら、夫を家に帰せ!」

ってことです。
私の会社でも、30代のミドル層を中心に、残業に忙殺されています。
体や心を病んでしまう人も多いです。

最近では「ワークライフバランス」という言葉もだいぶ認知されてきましたが、
実態はまだまだ遠いと言う感じがして仕方ありません。

この白書は、
「労働者の仕事と生活の調和を実現する働き方の見直しは企業の社会的責任である」
と強調しているそうです。
ぜひそうしていただきたいものです。

率先してやった企業は、学生の就職先としての人気も上がると思いますが、いかが?

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2006年09月02日

働く女性が陥りがちな罠(その4)

さて、無事に産休・育休が取れたとして。
子どもが生まれると、産休を取っている間も色々と手続きがあり、
会社とやり取りがあります。

私がまず憤慨したのが、子どもの扶養に関してでした。
「私の扶養に入れたいのですが」と人事担当者に話したところ
「ご主人よりも前年度の収入が高いことを証明できないと無理です」との答え。

何なのそれ!

普通、男性会社員に子どもが生まれたら、妻よりも収入があることをいちいち
証明しなきゃいけないのか?そんな話聞いた事がない。

でも、子どもを扶養に入れている女性会社員に聞くと、この手のやり取りって
当たり前に起こってるのです。結果的に条件を満たさず、入れられなかった人も。
ここに、「父親が稼ぎ、母親は(専業)主婦」という標準家族モデル?による
「子どもが生まれたら、父親が扶養に入れるのが当たり前」という
社会通念があるわけですね。

また、健康保険組合などのからみもあるみたいです。
当然のことながら、扶養に入れたほうの組合で子どもの医療費とかを負担しなくては
なりませんから、健保としては「父親がいるのに、なぜわざわざ母親の扶養に?」と
嫌がるのでしょう。

ちなみに税制上の扶養と、健保の扶養を分けるということもできるようですが、
私の場合はそこまでは考えませんでした。
(なので、メリット、デメリットは良く分かりません)

我が家は夫婦同じ会社で同期で同じ職位だったのですが、たまたま前年度は
私の方がちょっとだけ収入が良かったので、結果的には扶養に入れられたのです。
同じ会社なので(人事で収入を調べられたため?)「証明」も特に書類を出したりは
せずにすみましたが、違う会社だったら夫の源泉徴収票とか出すはめになったんだろうか。

本当に屈辱的な出来事でした。

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2006年08月31日

働く女性が陥りがちな罠(その3)

その2では、「育休取得は復帰が前提」ということを書きました。

しかし!それが出来る人はまだまだ恵まれているほうだと言えます。
いくら法整備が整ったところで、「子どもができた」と伝えたとたんに
あの手この手で暗に退職を迫られる女性の何と多い事か。

新聞の投書欄でもそのような記事を見た事もありますし、
上司と一対一で会議室に呼び出され、延々数時間に渡って「退職する」って
言うまで根競べ、みたいな例も知っています。
妊婦なのにタバコの煙をわざと吹きかけられた、なんて話も。
(これって人権侵害じゃ???自分がされたらどう思うよ!)

これらの会社側による退職勧告は、妊娠を理由にすると法に触れるため、
「協調性がなく業務に支障がある」だの「生産性が著しく低い」など、
違う理由をでっち上げたりするあたりとっっっても悪質です。

出産した女性が当たり前に仕事復帰するためには、
まだまだ高〜いハードルがある、と思わざるを得ません。

正直、こんなことやってるから少子化になるんだよ!って思いますね。
産みたい人が安心して産めないなんて、絶対ヘン。

2007年問題だなんだで、最近「女性の活用」を声高に言う会社は
増えていますが(弊社もそうだったりしますが)、正直

「で、何をどう活用しようっての?」

って思ってしまいます。
単純に、優秀な女性を外部からヘッドハンティングしてきて
管理職につけたからって、それだけじゃあ活用なんて言えませんよ。

活用だ何だ言う前に、まず女性が当たり前に働き続けられるようにしてほしい。
妊娠した女性が産休・育休を取って復帰することは当たり前、
そんな社会になって欲しいと思います。

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2006年08月23日

働く女性が陥りがちな罠(その2)

先週一週間の夏休みが終わり、仕事に復帰した途端(?)、
添い寝爆睡してしまい、夜の時間を有効に使えないでいます。
今日は、夫が起こしてくれたので助かりましたが・・・。

さて、先日「その1」を書いたので、「いつになったらその2を書くんだよ!」
と思われた方もいらっしゃるかもしれません(すみません)。

いや、続きを書くに当たってどういう方向に行こうかと、結構悩んでたんです。
ネタは色々とあるので・・・でもあまり考えすぎても仕方ないので、
手が動くに任せようと思います。
なのでこれはちょっとしたシリーズ物?になるかもしれませんが、
話の順序等、脈絡ないかもしれませんのでご容赦あれ。
(ということで、カテゴリを新しくしてみました)

さて、運良く妊娠したとして、働いている女性は産休(+育休)を取るか、
退職するかという道を選ぶことになります。
ここで「退職する」とはっきり決めている方については、ここでは触れません。
(退職すると再就職が大変だよという話はありますが、今日は本線ではないので)

「絶対復職する」「迷ってるんだけど・・・」という人は勤めを続け、
産休に入ることになります。
ちなみに「産休」と「育休」は明確に違います。これを混同している人も
結構いるようですので、定義しますと、

【産前産後休業】
産前は6週間(多胎妊娠の場合は14週間)、産後は8週間の休業期間
(労働基準法第65条)

→産前は任意ですが、産後は義務です。母体保護のため、必ず8週間は
休まなくてはなりません。
何故かというと、産後の母体は、非常に不安定なものでして、
そんなに簡単に元には戻らないからです。
橋本聖子さんみたいな人は例外中の例外です。

【育児休業】
男女労働者が、原則としてその1歳6ヶ月に満たない子を養育するためにする休業

→任意です。「労働者」には詳しい定義があります。その他条件が色々あります。
任意のため、会社によっては「入社1年未満の場合は対象外」であったり、
派遣やアルバイトの場合はさらに厳しい条件になるわけで。
ですから、これから妊娠しようとしている方であれば、ご自分の会社の
就業規則は確認しておいた方がよいです。
育休が取れない場合は、産休終了時で復帰するか、一旦辞めるかということに
なります。

で、結構多いのが、「とりあえず育休を取って、そのまま退職」というケース。
復帰するつもりだったけれど事情があってできなくなったという場合もあると
思います。それは仕方ない。
けれどそうではなく、とりあえず育休を取って育児休業基本給付金をもらったあげくに
そのまま退職、というのはいただけません。

本来、育休は復帰が前提なんです。

育児休業基本給付金は、復帰を前提に、育休中には給料が支払われない場合に
その補填をするもの。
もらうものだけもらって退職、というのは、会社に対する背信行為と言ってもいいと
私は思います。
その後に続く育休取得者に悪い影響を与えないとも限りません。
復帰しないのなら、育児休業基本給付金は返還すべきではないかとすら思います。
これって過激な意見ですかね?

実際、「絶対復帰するんだ!」って思っていても、赤ちゃんが生まれてみると
「こんな小さな子を預けて復帰するなんてできるのかな」という気持ちになる
のは分かるんです。私もそうでしたから。
(とはいえ、私は専業主婦生活に耐えられなくて、復帰した時ほっとしたのも
事実ですが)
保育園などの問題もあり、思ったようにいかないこともあるでしょう。
そういう場合まですべて問題だとは言ってません。

が、少なくとも意識の問題として、育休を取ったら復帰すべきであるということは
認識しておいて欲しいなあと思います。
posted by nyoro at 22:58| Comment(0) | TrackBack(2) | ワーキングマザー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月14日

働く女性が陥りがちな罠(その1)

私はWM(ワーキングマザー)ですが、普段はあまりそういう話について
書いたことがないな・・・ということに気づきました。
なので、ちょっとそんなことについても書いてみたいと思います。
偉そうなタイトルをつけていますが、これはあくまでも私が自分の経験から
感じたことですので、ご了承下さい。

私はITベンダーの技術職として働いていますので、どうしても周りには
男性が多いです。
そういう会社で、私はSEとしてプロジェクトに関わり、時にはリーダーとして
自分より年上の男性を何人も抱えて仕事をしていました。

20代の頃は、悩んだり迷ったりしつつも仕事が面白く、体力もあったので
超多忙プロジェクトで毎日タクシー帰りでも楽しいと思って仕事していました。
女性でも、男性と同じだけの働きをすれば認めてもらえる、というところが
たまらなく魅力でした。

しかし、30代になったころ、体を壊しました。
その頃の自分の働きぶりを考えれば、そりゃー当たり前だろ!と言いたくなる
ような状況でした。

体を壊したことをきっかけに、子供を作ろうか、という気になりました。
それまで私は子どもはいらないと思っていて、子どもが欲しい夫と何度も
衝突していました。
しかし、ここにきて仕事だけの人生は味気ない、そう思ったのです。
夫にそれを伝えたら、喜んでくれました。

しかし、その後判明したのは、私が不妊症であるという事実でした。

考えてもみませんでした。
私は、子どもというのはその気になれば作れるものだと、何の根拠もなく
思っていました。
不妊症というのも知ってはいましたが、それと自分を結びつけて考えたことは
ありませんでした。
仕事に支障が出ないよう、保育園に入園させやすいよう、と計画出産まで
考えていました。それがすべてチャラになりました。

その後、治療をして、幸い子どもを授かりました。
幸い、それほど高度な治療を必要とせず、娘は私のところに来てくれました。
しかし妊娠中はずっと体調が悪く、最後には切迫早産で寝たきりになり、
会社の上司や同僚には迷惑をかけまくりで社会人失格状態。
本当に辛い日々でしたが、胎動を感じるたび、診察で子どもの成長が分かるたび、
子どもと一緒にがんばろう、と思って耐えてきました。

生まれてきた子を見て、「私たちのところに来てくれて、本当にありがとう」
と思いました。
「この子のためなら死んでもいい」とさえ、思っています。
なんで、こんな可愛いものを私は要らないと思っていたのか・・・。

子どもって本当にすごいです。自分で自分の髪の毛をつかんで離せなくなって
泣いていた赤ん坊が、今や自分の名前も書けるようになっている。
こんなにすごいスピードで日々成長する存在はいない。
仕事だけを見ている人生は本当につまらない、と思えるくらい、
かつての私を知る友人が驚くくらい、私の世界は変わりました。

私の周りにもWMは多いですが、同じような体験をされている方も多いです。
仕事に夢中で20代は過ぎ、30代になって仕事上である程度の成果を出したり
役職についたりして、さて今度は子ども、と思った時にはもう妊娠できない
体になっていた。そんな人は珍しくもありません。
受診した病院で「もう少し早く来れば」と言われた人もいます。
6年間も不妊治療に努力され、やっと出産された30代後半の方もいます。

妊娠というのは、いつでも同じ条件でできるわけではありません。
卵子も老化するので、歳とともに自然妊娠できる確率は減っていくのです。
体外受精の確率が下がってくるのは33歳だそうです。
30代も後半になると、妊娠できる確率は20代の半分にまで下がるそうです。
ジャガー横田さんみたいな方がいらっしゃると、自分でも大丈夫な気が
してくるものですが、たまたま彼女があの年齢で妊娠できただけのことです。

仕事は後から取り返すこともできますが、年齢という自然の摂理に逆らうことは
どんなに医学が進歩しても難しいことです。
30代の働く女性は、仕事も責任ある立場になり、なかなか思い切れない人も
多いと思いますが、産めなくなってから後悔することのないように
こういったことは頭に入れておいた方がいいと思います。
月に1回しかチャンスはないのですから、うまく行かないとすぐに1年2年は
経ってしまいます。

今私は2人目が欲しくてチャレンジをしていますが、正直できるかどうかは
分かりません。
前回と同様のプロセスを踏むところから始めていますが、もしダメだったら
いつ、どこで諦めるのか。その線引きも難しいところです。
posted by nyoro at 23:07| Comment(5) | TrackBack(0) | ワーキングマザー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする