2007年01月30日

トホホ・・・柳澤発言

柳澤厚労相の「女性は産む機械」発言。


何かもう、怒ると言うより呆れました。
わざわざ断ってまでこんなこと言うなって。
陳謝したところで、これが本音。腹の中では変わってないって分かってますから。
こんな人が少子化対策やってるから、少子化が促進するんです。
気持ち悪いったらありゃしない。誰がアンタのために産むかっての。


数さえ増えればいいの?歳入が増えるからね。
経済の視点からしか考えてないのが丸わかり。
産みさえすればいいの?ガンガン産んだら国がちゃんと世話してくれるの?
これだけ子育て関連の公費削っておいて?


一人頭って・・・女性だけで「がんばる」ことじゃないでしょう。
そもそも、少子化対策のために子どもを増やそうって発想、もう止めませんか。
産みやすく、育てやすい社会になれば自然に増えますって。


女性議員たちも、動いている。それは救いだ。
でも、柳澤厚労相を更迭して終わり、ってのだけは辞めて欲しい。
それじゃあ何も解決していないから。
同じように考えてる人が後任になれば、何も変わらないから。


自分にできることは何だろう?と考えているところに、教えてもらいました。
抗議メール出してきます。

【厚生労働省メール受付】
https://www-secure.mhlw.go.jp/getmail/getmail.html
posted by nyoro at 23:52| Comment(2) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月25日

家族のあり方、そして社会

今日会社で読んだ日経オンラインの記事にグッと来てしまって、慌てました。

捨て子の少女の死と、脱・格差社会のもと


家族って何だろう?
今や本当の家族でも殺人事件が珍しくなくなってしまった。
しかし一方で、血がつながっていなくてもこれだけお互いを思いやれる
「家族」もあったのだ。
彼らは、本当の「家族」だったのだと思える。


そして、彼らに突きつけられたむごい現実。
彼らは彼らなりに悩み苦しみながら懸命に闘った。
お金だけがすべてではない。でもお金さえあれば、ということもある。
彼らが富裕層であれば、別の結果になったかもしれない。
そこには社会の問題がある。


どうすれば良かったのか?
もっと早く新聞記事になれば間に合ったのか?
結果として、別の子ども達が助かったのだからこれで良かったのか?



ちょうど今やっているセルフコーチングで「与える」ということが
テーマになっているけれど、正にこの二人は互いに与えあっていた
「give&give」の関係だったと思う。


自分はここまで無私になって人に与えることができるだろうか・・・。
できるようになりたい。一歩ずつでもいいから。






posted by nyoro at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月16日

少子化に対する意見を言おう!

内閣府のサイトで、少子化に対する意見を募集しています。

11月は
「出産育児一時金など、出産時の経済的負担について」「不妊治療について」
の二つのテーマが対象だったようですが、今月は
「保育所の利用について」「企業における子育て支援制度について」
がテーマになっています。


国の少子化対策についてはは、常々

「わざわざ少子化を促進するような対策が多い」

と感じていたので、意見を書いてきました。
#そこにさらに産婦人科医不足などが追い打ちをかけている現状・・・。


12/20までなのであまり時間がないのですが、ご意見のある方、
ぜひ投稿してみてはいかがですか?

posted by nyoro at 23:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月21日

買おう!銚子電鉄のぬれ煎餅

今日は、皆様にもぜひご協力頂けたらと思い、ご紹介です。


銚子電鉄でぬれ煎餅を買いましょう!


上記サイトのトップページを下の方に行くと、「緊急報告」があります。

どういうことかというと、「経営難で、このままでは電車の運行が危ぶまれる」
状態なんですね。
なので、資金調達の切り札が名産品・ぬれ煎餅なんだそうです。

ちなみに私、ぬれ煎餅は大好きなので、思いっきり買い込んでしまいました。
ほかにも揚げもち、ソフトクッキーなどもありますよ。
おやつにいかがですか?
お酒の好きな方には、日本酒もあります。

他にも、こんなものがあります。

・合格祈願切符 
  1.「本銚子(本調子)行き 
  2.本銚子発「上り銚子行き」(上り調子)切符
  3.「銚子⇔本銚子」往復切符     の3枚セット
・記念乗車券
・絵はがきセット
・レール文鎮
・キーホルダー
・ネクタイピン


ローカル線の運命とも言うべき赤字続き、前社長による横領、補助金の廃止。
このような厳しい状態におかれても、なお地域の人達の足となるべく、
鉄道の火を絶やさぬよう努力を続けている銚子電鉄の鉄道員の方々には
頭が下がります。


私は銚子電鉄の回し者ではありませんし、銚子に行ったこともなく、
銚子電鉄に乗ったこともありません。
が、一鉄道ファンとして、このような事態は放置しておけない、と思い
ご紹介する次第です。

#列車にも乗りたい!

posted by nyoro at 23:47| Comment(2) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月12日

代理母出産と赤ちゃんポスト

この一週間娘が熱を出し、それが私や夫にも移ってタイヘンでした。
子どもが産まれる前は夫から風邪をもらうことなんてなかったのに、
(反対はあった・・・病弱夫^^;)
子どもが産まれてからは、子どもがまず保育園で風邪をもらってきて
それを親がもらってしまうケースがとても増えました。
自分自身の体力が落ちたのか、子どもの風邪の伝播力が強いのか・・・。



というわけでまた空いてしまいましたが、最近気になる話題。
代理母出産については、向井亜紀さんが子宮ガンになった時の著書「16週」

16週―あなたといた幸せな時間

これを読んでいたし、自分自身もちょっとした不妊治療はしたので、
もうこれしか選択肢がなくなった人の気持ちは少しばかり分からないでも
ないです。


ただ、出産ってただでさえ命がけなので、ことさらにリスクを高めるような
妊娠を薦めたくはない、と思います。
代理母ってことは、やはり本来あるべきだった子宮内環境とは違うので、
拒絶反応なんかもありうるだろうし、単にお腹が違うだけ、とは
言い切れないんですよね。


余談ですが、妊娠するまで、「妊娠=お腹に赤ちゃんがいる」というだけの
状態だと思ってました。実際妊娠してみたら、自分の身体の変化たるや、
とってもそんなものではありませんでした。
「全身をエイリアンに乗っ取られたような状態」という感覚でした。
あんなに自分の身体がままならなかった経験は初めて。
だから、「単に他人のお腹を借りるだけ」とはとても思えません。



また、不妊治療はお金がかかりますが、代理母出産はその中でも最たるもの。
お金持ちしかできない不妊治療って??という疑問もあります。


そして、先日の「母が娘の子を産んだ」というニュースに至っては、
すでにお母様が閉経後ということで、私はこれは生理的に嫌だと思います。
閉経してるってことは、すでにその身体が妊娠・出産に耐えられる状態では
ないのでは?と思うわけです。
実際に女性ホルモンを充填しながらの妊娠生活だったそうですし、私なら
母の命を危険にさらしてまで子どもを産んでもらうってのはあり得ないです。


なので、私の意見としては、基本反対、どうしてもこれしかない人の場合
あらゆるリスクや家族関係などを議論した上で・・・という感じでしょうか。
社会的にも、まだまだ議論が足りない状態で、実績が増えていくことには
懸念を感じます。



そして。
そのような「どうしても子どもが欲しい人々」がいる一方で、
捨てられる子どもも後を絶たない現状。
そして、そういった子どもを救おうとして設立されることになった
「赤ちゃんポスト」。

これもまた、「果たしていいんだろうか?」と首をかしげてしまう問題では
あります。


罪のない子どもを一人でも救おうとした病院の姿勢には頭が下がります。
が、その後の子ども達はどうなってしまうんだろう?
命だけ救っても、その後の人生まで救えるのか?病院がそこまで責任持てるのか?
岡山の里親協会みたいなところと提携して、里親希望者との間をつなぐ話も
あるようですが、本当にうまく行くのか?
結局養護施設に行くということになれば、その子たちにとって幸せなのか?
生まれてすぐ命を絶たれてしまうよりはいいのか?

さらには、そういう子達が増えると言うことは、本来親が担うべき育児負担を
税金で担っていく範囲が増えると言うことになるのではないか。
あるいは養子縁組をもっと普及させようという方向になるのか?


単に命を救えばいいというものではないと思うのです。
そこまで考えてのことなのか、そこが疑問なのです。
むろん、一番責任を持つべきなのは、当然親なのですが・・・。


表裏一体のこの二つの出来事、どうするのが一番良いのでしょうか。
簡単には答えは出そうにありませんね。
posted by nyoro at 15:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がない ブログに表示されております。